広東省、容疑者らの口をテープで封じる 警察当局「口裏合わせを防ぐため」

2013/11/18
更新: 2013/11/18

【大紀元日本11月18日】広東省恵州市の警察当局は16日、窃盗グループのメンバー23人を逮捕した。容疑者はいずれも貴州省瓮安県の出身で、警察関係者は「方言を話したら分からない」と供述の口裏合わせを防ぐため、容疑者の口をビニールテープでぐるぐる巻きにした。南方都市報が報じた。

窃盗グループはこれまで100件あまりの窃盗事件を繰り返し、警察当局は長期にわたって徹底的な調査を行い、やっと摘発に成功した。同窃盗グループはピッキングのほか、釣竿の先端に粘着力の強いテープを巻き付け、室内の金品を付着させ盗み取る方法も考案した。

容疑者の写真2 (南方都市報の写真よりスクリーンショット)

同省の鄒朝貴弁護士によると、ビニールテーブで容疑者の口を封じるやり方は法律では禁止されていないが、「ほかにもっと良い方法があるはず」とコメントした。

(翻訳編集・高遠)
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