昆明市で大規模なデモ、石油化学工場の建設に抗議

2013年05月17日 17時10分
石油化学工場建設反対、大規模な抗議デモ、昆明市 (ネット写真)

【大紀元日本5月17日】雲南省昆明市で16日、石油化学工場の建設計画に反対する市民による大規模なデモが起きた。参加者2千人が同省の政府庁舎前に集まり、今月4日から続いているデモは拡大している模様。

 同工場で毒性の強いパラキシレン(PX)が年間65万トン生産される見通し。市中心部から30キロしか離れていないことから、市民は環境汚染を懸念している。

 「PX出て行け!」「わが子に健康を」などの横断幕を掲げた市民が警戒に当たっている警官隊ともみ合いになり、一部の参加者が拘束されたもよう。

 ミニブログ(微博)に投稿されたデモ現場の写真はいずれも削除された。中国国内メディアの報道によると、当局は市内の大学生にデモに参加しない誓約書を提出するよう求めているという。

 昆明市の李文栄市長は先日、市民が反対していれば、計画を中止するとの方針を表明した。今回のデモ拡大を受け、同市長は現場に姿を見せ、民意を尊重すると約束し、デモは収束した。

  化学繊維やプラスチックの生産に使用されるPXは芳香性のある無色の液体で、胎児に奇形をきたす恐れが有るとされている。

(翻訳編集・高遠)


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