好戦派少将、軍の腐敗で弱気発言 「開戦を待たずに負けてしまう」

2013年05月08日 14時40分
【大紀元日本5月8日】好戦的な発言で有名な中国人民解放軍の羅援少将がこのほど、異例な弱気発言をしている。軍の腐敗問題を解決しないと、「開戦を待たずに負けてしまう」とぐちを並べた。

 羅少将がこのように発言したのは、人民日報系の環球時報が主催したネットユーザーらとの対談の中。「軍隊は戦うためにあるのだ。軍人が戦いを提起しないで誰が提起するんだ?」といつもの好戦的発言を繰り広げつつ、軍部の腐敗については「否定できない」と弱音を吐く場面も。「腐敗は解放軍戦闘力の最大の敵だ」と認め、腐敗をなくさずには、「開戦を待たずに負けてしまう」と危機感をのぞかせた。

 中国軍部の腐敗は、習近平体制の腐敗撲滅運動の中でやり玉にあがっている。今月1日、軍公用車ナンバープレートの一新も軍部腐敗に切り込む手段の1つだ。新ナンバーはベンツなどの高級車に発給しない措置を取っているため、「45万台の高級車が使用禁止となった」と国内紙・新京報が報じた。

 中国著名なジャーナリスト・高瑜氏はボイス・オブ・アメリカ(VOA)の取材に対し、「軍部の腐敗は深刻だ」と明言。中国軍関係者は特権を利用して、「1980年代から、戦闘機や軍艦の密輸をしている」という。「軍部の腐敗こそ、共産党政権の存亡にかかわる問題だ」と高氏は指摘した。

(翻訳編集・張凛音)


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