領有権争いの西沙諸島 中国人観光ツアーがスタート

2013年10月05日 13時58分
【大紀元日本10月5日】中国が、ベトナムなどと領有権で対立している南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島の実効支配に向けてまた新たな一歩。3日、島を巡る観光ツアー「西沙旅行」がスタートした。フランスのRFIラジオが報じた。

 ツアーに参加する人は身分証明書を提示の上、所定の申請書を記入し、まず審査を受ける。合格者のみがツアーに参加できるという。

 第一陣160人は3日午後、クルーズ船「椰香公主」に乗り込み、海南省海口市から出発した。3泊4日の日程で、西沙の銀嶼、全富島、鴨公島に訪れる予定。釣りや潜水を楽しみにしている参加者もいるという。

 同クルーズ船の乗客定員は230人。ツアー料金は4200~1万9800元(約6万6500~31万3500円)。

 領有権のアピールとみられるこの企画は、今年4月末に打ち出されていた。9回の試験運航を経て、今回の正式操業に踏み切ったという。

 報道によると、10月には4回のツアーが予定されている。

 西沙諸島は南シナ海に浮かぶ多数のサンゴ礁の小島。一般の居住には適さず、その海洋資源が重視されている。近年、中国当局が滑走路や港などを建設し、実効支配を強めているが、ベトナムと台湾も領有権を主張している。

(翻訳編集・叶子)


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