新一年生に党大会読本 中国共産党、思想教育を強化

2013年10月04日 12時25分
【大紀元日本10月4日】9月1日から始まった中国の新学年。今年、小学校低学年向けの新教科書『18大精神の学生読本』が導入された。昨秋に開催された中国共産党第18回全国代表大会のことを教える一冊だ。

 新一年生が持ち帰ったこの教科書の画像がネット上に投稿されると、すぐに話題となった。あるユーザーは本の表紙に書かれた言葉「新たな歴史の段階にまい進」を引用し「洗脳教育の極意を見事に表している」と揶揄した。「赤裸々な洗脳、わが子孫の思想と創造力を破壊している」「北朝鮮を批判する気力を失った」など、批判するコメントが飛び交った。

 同教科書は小学校低学年のほか、小学校高学年、中学生、高校生、大学生向けのバージョンも同時に発行されている。

 こういった「時事」プロパガンダ以外に、すべての小学校に導入されている小学生ガイドブック『小学生守則』の第一条は「中国共産党を愛すること」。また、入学して間もなく、共産党の関連組織「少年先鋒隊」への加入が義務付けられ、「共産主義のために奮闘する」と誓わされる。先鋒隊のシンボルである赤のスカーフの着用も義務付けられるなど、中国共産党のイデオロギーは小さい頃から刷り込まれる。

(翻訳編集・叶子)


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