北京の空、依然「どんより」 7つの省・市 大気汚染「最悪」

2013年10月07日 12時19分
【大紀元日本10月7日】4日から北京市周辺で深刻になっている、微小粒子状物質PM2.5による大気汚染はまだ続いている。6日、市街地の汚染レベルは6段階で最悪の「深刻な汚染」を記録した。北京市のほか、天津市、河北省など6つの省・市でも高濃度のPM2.5が観測されている。

 北京晩報などの地元紙によると、市街地の汚染レベルは、35カ所あるすべての観測地点で6段階で最悪の「深刻な汚染」を記録した。PM2.5濃度も中国の基準値の75マイクログラムを大きく上回り、ほとんどの地点で1立方メートル当たり200マイクログラム以上を観測した。

 北京市のほか、周辺の天津市、河北省、陝西省、山西省、河南省、山東省の6つの省・市でも重度の大気汚染が続いている。中央気象台は、7日にかけても「汚染物質が拡散しにくい気候」にあるため、これらの地区で少なくとも8日まで、どんよりした空模様が続くとの予報を出している。

 7日に終わる大型連休のUターンラッシュを迎えたが、北京と地方を結ぶ高速道路の一時閉鎖が相次いだ。北京国際空港でも6日午前、約半数の航空便が遅延か欠航している。

 かつて「秋高気爽(秋空が高く空気が清々しい)」で有名だった北京だが、「この灰色の北京を目にした子どもたちに、昔の北京の秋をどう説明してあげればいいのか」と、中央人民ラジオの公式ミニグログ(微博)も嘆いた。 

 
(翻訳編集・張凛音)
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