1200羽のベルギー産レース鳩、中国税関で3カ月留まる

2013年10月02日 11時46分
【大紀元日本10月2日】中国に出荷された1200羽以上のベルギー産レース鳩(伝書鳩)が、国際法における輸入税を巡って当局の受け入れ拒否があり、すでに3カ月税関に留められていることが明らかになった。

 鳩はベルギーで行われたレース鳩の競売で中国人に買われ、7月に中国に到着した。なかには今年5月、史上最高額31万ユーロ(約4100万円)の値が付いた「ボルト」という業界内では著名な鳩も含まれていた。

 英BBCの報道によれば、鳩は1羽当たり99ユーロ(約1万3千円)で申告されていたため、税関に認められず、留まることになったという。

 中国で商品を輸入する際に商品価格に10%の関税と13%の付加価値税がかかる。今回のケースで「ボルト」1羽だけで、7万ユーロ(約925万円)以上の税金が賦課されることになる。

 同報道によると、ベルギーの大手ハト貿易商社CEOが中国入りし仲介したことで、9月末に「ボルト」を含め、約400羽が開放された。税関に留まった期間のなかで4羽のハトが死亡し、うち1羽は2000ユーロ(約26万6千円)の値が付けられたものだったという。しかし、残りの鳩はいまだ「拘留中」だ。

 伝えられるところによると、この紛争解決には在中国ベルギー大使館も助力しているという。

 鳩レースは中国や台湾では富裕層の間で人気の競技。鳩の帰巣本能を利用して、数百キロ離れた遠隔地から目的地へ向かわせ、到着までの早さを競う。レース鳩を所有していることは個人のステータスの高さの一つとみなされている。

 
(翻訳編集・佐渡 道世)


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