中国当局の圧力に屈した国際メディア 法輪功問題を避ける

2013年11月11日 13時00分
【大紀元日本11月11日】ここ21年間、中国にかつてない変化をもたらし、今後は世界にも深い影響を及ぼす一連の重大事件が中国で起きた。その内、最大の事件である法輪功問題が中国の情勢及び政局を揺るがす原因となっている。しかし、この事件の真相報道は中国政府の圧力により、世界中のメディアに報道されることなく、世界は中国情勢を分析する為の判断材料を失った。

 法輪功は1992年に李洪志氏により公に伝えられ、「真・善・忍」に従い体と心を養う中国伝統の健康修煉法である。法輪功を学んだ幾千万人は体が健康になり、心を平穏に保つことができた。中国の伝統文化は中国当局の無神論に破壊され、道徳が堕落した時に、法輪功は中国人の信仰体系を立て直し、道徳観念を向上させた。中国及び世界の文明にとっても喜ばしいことである。

 しかし、江沢民前政権は権力への強い執着と嫉妬による法輪功への弾圧に、政治、司法、外交、教育、メディアなどあらゆる方面から迫害を行い、毎年、GDPの1/4、又、ピーク時には3/4を消費している。虚偽を流布し国際社会に混乱を招くことで、前代未聞の大規模な臓器狩りの殺人事件を起こし、数万人ないし十数万人が殺害され、被害を受けた法輪功学習者は延べ数百万人に上る。

 一方、江沢民は迫害への責任追及から逃れるために、あらゆる手段で新政権を牽制するとともに、対抗措置を講じている。また、法輪功問題を避けるよう、中国当局は経済と外交を使い、各国政府、国際メディア、企業に圧力をかけた。そのため、国絡みの臓器狩り殺人事件は国際社会では殆ど報道されていない。

 しかし、中国共産党の本質を解析する「中国共産党についての九つの論評」が出版されてから、1億5千万人が真相を知り、中国共産党・青年団・少先隊を脱退した。中国共産党は崩壊寸前であり、世界は歴史的変化に直面している。にもかかわらず、未だ国際社会は気づいていない。

 第2次世界大戦後、自由社会は立法等を通して、ジェノサイドを防ぐことに努めた。国際社会は「ネバー・アゲイン(二の舞を踏まない)」を誓った。残念ながら、教訓は汲み取られていない。ナチスの犯罪を遥かに超えた邪悪事件は中国に起きた。しかも十数年が経って今現在も続いている。その真相は未だに包み隠されている。

 真相を報道し、人類の普遍的価値を守ることはメディアの役割であるが、中国共産党の圧力に屈した国際メディアは法輪功の真相報道を避けた。また、国際社会における中国経済のウェイトが高いことから、海外投資家、財団、学者、政府機関は意思決定する際に必要な根拠となる中国の真の情報を求めている。メディアとしての職業道徳と道義責任を果たさず、大恥であると言わざるを得ない。

 そのため、米領事館に駆け込んだ王立軍事件後、中国大陸の人々はネット突破ソフトウェアを利用し、大紀元時報へのアクセス数が急増した。大紀元時報、新唐人テレビ局は、常に中国共産党のネット封鎖を突破し、真相報道に努め続けている国際社会において、唯一真相を伝えているメディアである。

 メディアの責任とは真相を伝えることである。罪を犯していない法輪功学習者が生きたまま、臓器を強制的に摘出され殺害される迫害を制止するとは、基本的人権を踏みにじるのを制止することである。政府、メディア及び人々がこの残酷な悪行を無視するのであれば、もはや人間性、道徳の最低ラインまで崩壊しており、文明の礎石も無くなったに等しい。つまり、我々の文明を守ることは、我々の未来を守ることである。人類社会におけるこの正邪の戦いに対して、傍観者が誰一人としていない。我々は邪悪に対して勇敢に立ち向かうのみだ。

(翻訳編集・余靜)


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