「天安門焼身自殺は共産党の自作自演」 法輪功、会見で過去事件を説明

2013年11月08日 14時25分
【大紀元日本11月8日】日本法輪大法学会(NPO法人)は6日、都内で記者会見を開き、2001年の天安門焼身自殺事件に関して、法輪功が行ったというのは嘘で、事件が中国共産党による自作自演とする主張を改めて行った。

 会見は大手紙や論壇誌の記者が参加し、事件に関する質問が相次いだ。「なぜ当局は事件をでっち上げたか」との質問について、「法的根拠がないまま進められた弾圧は国民から支持を得られなかった。法輪功のカルト的なイメージを作り上げ、世論の支持を取り付ける必要があった」と会見に出席した法輪功メンバーは説明した。

 会見は、10月28日に発生した天安門広場での車突入の事件に関する報道の中で、2001年に同広場で起きた男女7人のグループによる焼身自殺事件を「法輪功メンバーによるもの」と外国メディアが伝えたことに反論するため開かれた。

 法輪功の主張によると、心身の向上に目覚ましい効果を生み出す気功法として、法輪功は90年代末期まで中国国内で人気を博し、約一億人の学習者がいるという。法輪功への弾圧は1999年に始まり、2年後の2001年、焼身自殺は起きた。評判の高かった法輪功に対する学習者の投獄、拷問について社会的な非難があった。そのため事件は「法輪功は焼身自殺を行うカルト集団」との悪印象を人々に与えるため当局がでっちあげたものだという。

 法輪功は当時、中国国営テレビが報じた自殺者の様子や警官らの取り締まりの様子を検証する映像を紹介し、法輪功が行ったとするには矛盾する点などを指摘した。例えば、米ワシントン・ポストの調査によると、この事件で死亡した女性は法輪功学習者ではなかったことや、自殺者が私服警官と思われる人物に頭部を棒状の物で強打された瞬間が写っていることなど。

 中国指導部は9日~12日に共産党第18期中央委員会第三回全体会議(三中全会)を開く。目前に続発する社会不安を引き起こす事件について、中国社会に詳しい法輪功学習者は「人民の不満が爆発し始めている。共産党体制が続く限り、こういった事件は今後も起こりうるだろう」と述べた。

(文・佐渡 道世)


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