米民間団体が法輪功弾圧実態の声明文 「国際社会が正義と良識を示す時だ」  

2013年12月18日 14時23分
【大紀元日本12月18日】法輪功の集団弾圧を命令・執行した江沢民元国家主席の責任を追及する米民間団体「江沢民による法輪大法への迫害を清算する国際組織」はこのほど、「地球上の未曾有の罪悪」と題する声明文を発表した。洗脳施設や、労働教養所、刑務所での学習者に対する洗脳、拷問の実態を詳細に記録し、国際社会に対して、正義と良識に基づいて弾圧の制止に尽力するよう呼びかけた。

 声明文の第一部は、弾圧の背景や、学習者の信仰を放棄させるための洗脳の実態などを記録した。以下はその和訳である。

 序言:

 「中国共産党政権による法輪功への14年間に及ぶ残忍な弾圧は、中国社会及び全人類への空前な大災難である。弾圧により、いまの人類社会の一人一人は生死に関わる大きな劫難に直面することになる。そして弾圧はまた、人類社会を壊、滅の最後の段階へ導いた。天からの罰はもうすぐ下され、清算する日はもうすぐ訪れるはず。衆生は弾圧の真相に目を向けなければならない、そしてその中、正義と良識をみせた生命にしか生延びるチャンスがない」

 法輪功(法輪大法)は、中国伝統文化の一つである気功の心身健康法。江沢民一派が発動した、約1億人の学習者に対するこの弾圧は、邪悪極まりない精神への迫害ーー「残忍な洗脳による転向」を絶えず実施してきた。人類の歴史上で培ったあらゆる凶暴な手段のほか、前代未聞の凶悪な手段をも講じて、学習者に極度の苦しみをもたらし、その「真・善・忍」の理念を放棄させ撲滅しようとしてきた。1999年7月から、大勢の学習者を拘置所や、労働教養所、刑務所、秘密収容所に不法に収監し、また大勢の学習者を全国各種の洗脳施設に強制連行して、凄まじい洗脳教育を展開してきた。「真・善・忍」を堅持する約1億人の善良な人々はこのようにして、中国共産党政権の虐殺とジェノサイドの対象とされた。

 学習者に対する残忍な洗脳は、正真正銘のマインドコントロール、精神の虐殺、魂の剥奪である。洗脳は中国共産党の従来からの特技。類のない残忍性をもつ江沢民一派は、学習者の思惟の権利を剥奪し、意志を破壊させ、人間としての尊厳を踏みにじり、人倫と道義に背を向けさせるため、様々な精神的虐待を実行してきた。洗脳の過程では、精神的虐待から肉体の拷問、人体試験まで施され、精神錯乱または身体障害に陥った人、亡くなった人は大勢いる。そして、学習者を対象とする臓器狩り、臓器と死体の密売は組織的に行われて、緻密なシステムを形成した。江沢民一派はまさに膨大な国家組織、党の機関、司法、メディア、軍、医療及びその研究機関、輸出産業などを総動員して、この残忍なジェノサイドを全面的に発動、操作、実施、運営してきた。

 洗脳は滑稽かつ邪悪で、そして法律を完全に無視している。自身の思想を共産党の思想にすり替え、自身の信仰を放棄して共産党の信仰に転向し、共産党の指図通りに物事を考え、信仰し、卑怯に生きる。学習者はまさにこのような生き方を強要されている。それに従わず「真・善・忍」の信仰をやめなければ、命を奪い生きる権利を剥奪する、これは共産党政権のやり方だ。

 そのため、無数の深刻な罪悪を生み出した。信仰を堅持する膨大な人数の学習者は、精神的虐待、拷問、毒薬の注射、精神病院への収監、強姦・集団強姦、性的拷問及び臓器奪取などに遭ってきた。まさに生き地獄であり、死よりも恐ろしい。人類に災難と乱をもたらし、道理に逆らって事を成してきた中国共産党。この残忍非道な悪行は古今東西においても前例のないことであり、5千年の輝かしい文明を有する中華民族に対して、江沢民一派は、前例のない前代未聞の、人間性を完全に喪失した罪悪を繁殖させてきた。その悪事が許されている現実は、今日の人類社会の堕落を意味しており、極まりない悲しみと不幸だと言わざるを得ない。

 人類特に中国において、古代から、真理や道義、正しい信仰の基盤を構築するため、数千年にわたり人文の歴史が繰り広げられた。古くから今日まで、仁義の士たちは雄々しく壮絶な奮闘を展開し、後世代々に数々の武勇伝を残した。それが手本となり人類を正しく導いてきた。しかし、14年間も続けてきたこの残忍な弾圧は全人類を壊滅に導く。

 ではなぜ弾圧が起きたのか

 共産党は政権を奪ったその日から、国民の心をコントロールできないことを何より恐れている。そのため、「無神論」を立党、立国の根本とし、共産主義の信仰を押し付け、「三反五反運動「反右派闘争」「文化大革命」「7、8年ごとに大粛清」「見せしめの殺しで20年間の安定を得る」などと様々な政治運動を起こして、人心を支配しようとしてきた。このような状況の中、崇高な信仰を持ち、共産党員の人数をはるかに超えた約1億人の修煉者グループを、中国共産党は容認するはずもない。弾圧の根本的な理由はまさにここにある。江沢民一派は、法輪大法の「真・善・忍」の信仰に対して発狂してしまった。犯罪者集団である彼らは、死ぬほど「真・善・忍」という宇宙の真理を恐れている。

 この弾圧は、宇宙にとって、人類にとって、正と邪の戦いである。弾圧は表面上2つの結果を生み出している、「転向」あるいは「転向しない」、本当の狙いは、「死亡させる」のみだ、転向を拒否すれば、拷問とリンチを講じて肉体を死亡させる、転向に同意すれば、精神と魂を抹殺したことになる。

 一.洗脳施設の規模

 信仰を放棄させるため、江沢民一派はチベットを除いて全国各地の省、市、県及び郷で、各種の洗脳施設を設立した。長垣xun_ネ来、遼寧、吉林、黒龍江、河北、山東、四川、広東、湖北、北京、青島、広州、武漢、重慶、成都などの省・市は洗脳施設を大規模に展開してきた。これらの地域において、迫害された学習者の人数は非常に多く、状況は最も深刻だ。

 全国の省、市、県及び郷の政府、共産党委員会及び「610オフィス」は大々的に洗脳施設を開設したほか、公安機関、役所、大学、会社、工場及び労働教養所、刑務所も相次ぎ洗脳施設を設けた。従来から洗脳教育を行う労働教養所及び刑務所はいっそう洗脳を強化した。1999年法輪功弾圧をはじめた最初の10カ月間、北京市朝陽区だけでも200垣xun_ネ上「洗脳クラス」を開いた。

 洗脳の本質を隠すため、洗脳クラスには各種の名称が付けられており、例えば、法制訓練センター、法制教育学習班、法制教育学校、教育転向センター、愛護センターなど、社会や学習者の家族の目の届かないところで、恣意的な迫害を遂行するためだ。そして概ね辺鄙な地区または拘置所、労働教養所、ひいては軍の施設に設置される。各種の長期のクラスもあれば、短期のもあり、「敏感日」限定のクラスもある(法輪功を取り締まり始めた4月25日、弾圧が始まった7月20日、学生民主運動「天安門事件」の記念日6月4日など)。大規模な洗脳のほか、大勢の学習者は幾度も労働教養所や、刑務所、拘置所、精神病院などに収監された。被害者は延べ数千万人と推定され、現時点においてはまだ正確に統計できない。

 もちろん、これらのいわゆる法制教育学校、法制訓練センターなどは学校ではない。いかなる教学設備も備えていなければ、授業を行う教師もいない、なのに「教育、感化、救いのため」と吹聴して国民を騙している。事実上、全国すべての洗脳施設の実態は闇の刑務所、強制収容所であり、「610オフィス」(法輪功弾圧を実行する警察組織)の管轄下に置かれている。警官、悪人、労働教養所の囚人、ひいては転向した元学習者をかき集めて、学習者に対する暴力的な洗脳を行う。

 洗脳クラスの学習者全員は違法な強制収容である。実施手は主に以下の組織。一.居民委員会(共産党管轄下の町内会)及び派出所、二.勤め先 三.公安当局 何者かによる拉致もよく起きている。一部の学習者は幾度も洗脳クラスに投じられた。

 また、洗脳クラスのほか、労働教養所に収容され、または懲役刑を科せられて刑務所に入った学習者も大勢いる。全員は「社会の治安を騒乱した」という罪を着せられる。

 迫害にあたり、全国各地に設けられた洗脳クラスの数量と密集度は刑務所や、労働教養所、精神病院なとの監禁施設をはるかに超え、迫害を実施する重要な拠点となった。その手段も刑務所や労働教養所に負けていない。

 江沢民一派による「100%全員転向」との命令を受けて、洗脳クラスは精神的虐待、肉体の破壊、毒薬の注射、強姦、精神病院への移送などと、卑劣かつ残忍極まりない様々な手段を講じてきた。

 二.極悪な洗脳マニュアル

 1992年、法輪功は中国本土で伝授されはじめ、数年の間に学習者は1億人に増えた。大勢の人はその「真・善・忍」の理念に惹かれ、また大勢の人はその健康効果より病が改善または完治し、そして、「真・善・忍」に基づく心の修煉は多くの家庭に幸せを取り戻した・・・・・・。人々の認識が徐々に感性から理性へと変わり、約1億人が信仰するようになった。この過程は魂の凄まじい目覚めと昇華であり、この信仰は学習者の生命と融合した。その一方、中国共産党政権もこの億万人の信仰を消滅、封殺しようと躍起した。

 江沢民一派が率いる迫害は組織的かつ継続的に行われており、各種の虐待手段や、洗脳するための理論を含めて、緻密なマニュアルを作った。

 (一)各種資料を捏造

 1999年7月20日、弾圧が始まってから、共産党が支配する全マスコミは法輪功の罪を捏造する報道を一斉にはじめ、天地を覆い尽くす勢いだった。全国2千以上の新聞紙、1千以上の雑誌は揃って法輪功を誹謗中傷し続けた。また、各種のポスター、書籍、教材、小冊子、音声と映像などの関連宣伝資料が作られて、全社会で氾濫し、すべての洗脳施設、労働教養所、刑務所にも溢れ出した。

 はじめて洗脳クラスに収容される学習者は、まずこれらの宣伝資料の閲読、法輪功を誹謗中傷する映像の視聴、それに基づく感想文の作成を命令される。従わないと様々な虐待がはじまる。しかし、これもまた悪夢の序幕に過ぎない。

 (二) 心理戦

 江沢民一派は全社会を動員して迫害に加担させた。

 有名人が洗脳クラス、労働教養所、刑務所などに訪れて、学習者に対して、誹謗中傷を繰り返し、法輪功への怨恨感情を注ぎ込もうとする。共産党の「労働模範」による感化教育も用意される。そして公安・司法機関はいわゆる法律講座を開き、実質上、学習者を脅して圧力をかける。さらに転向した元学習者に洗脳工作を担わせて、学習者を説得。学習者の勤め先には給料の不払いや解雇などを命令し、収入源を閉ざす。学習者ではない配偶者を脅して離婚させる。

 (三)転向の段取り

 第一段階:「修煉を放棄する」と宣言する誓約書への署名を強要。

 第二段階:罪を認める謝罪文の作成を強要。

 陳情、法輪功の無実を周囲に訴える行為、関連のチラシを配った行為について、「違法な行動であり、社会の治安を騒乱する罪を犯した」と認めさせる。

 第三段階:法輪功との絶縁状の作成を強要。

 第四段階:法輪功を批判、攻撃する書状の作成を強要。

 作成後、複数回の審査を受ける。合格しなければ、専門チームが強化洗脳を施し、幾度も書き直しが命じられる。字がかけない高齢者も難を逃れない、代筆で作成することになる。

 第五段階:法輪功を批判、攻撃する公開の儀式を開く。

 「転向した元学習者の証言」として、本人が上記の書状を洗脳クラス全員の前で読み上げられる。全過程は撮影されて映像は保管される。

 第六段階:最終審査

 労働教養所の幹部からの質問に答え、「本物の転向であるか」を判定。もし、「曖昧な転向」「偽の転向」となれば、再び第一段階に差し戻して洗脳を繰り返す。「本物の転向」の人は後で覆せば、もっと残忍な迫害を受けることになる。

 洗脳クラスで転向を拒否する学習者の情報は全部ファイリングされる。通常は労働教養所に移送して長期的に洗脳を施す。また、「餌食」として一時釈放される場合もある。尾行、監視を行い、それと接する学習者を突き止めて強制連行するためだ。その目的が達成すれば、再び監禁施設に収容して迫害する。

 (続く)

(翻訳・叶子)


 

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