蒸して食べる果物の効果

2014年01月27日 07時00分
【大紀元日本1月27日】栄養補助食品として普段なにげなく食べている果物。実は、果物を加熱して食べると消化吸収しやすくなるばかりでなく、生のままでは得られない効果もあります。

体質によっては、生で食べられない人もいます。例えば、胃腸の弱い人が果物を食べると、消化不良によって胃腸症状が悪化するケースもあるのです。そのような人には、蒸した果物がお勧めです。

蒸しナシ(梨)

ナシは生津、潤燥、清熱、化痰の作用があり、肝炎、肺結核、便秘、急慢性気管支炎、上気道感染、高血圧、心臓病および食道癌などの補助治療として利用できます。

ナシは涼性のもので、肺、胃が冷えている人には向きません。この場合は、ナシを加熱して食べるといいでしょう。

加熱方法として、よく使うのは蒸すことです。蒸したナシは温性になり、身体を補う効果が一層強くなります。

蒸し方は、皮付きのナシの上部から切断して、中の芯を取ってから、少し蜂蜜を入れて、20分ほど蒸します。

蒸しオレンジ

オレンジの皮には橙皮油(とうひゆ)とナルコチンが含まれています。この二つの成分は去痰、消炎、鎮咳などの作用があります。オレンジの果肉を食べるだけでは、この効果は得られません。

オレンジを蒸すと、これらの成分が皮から遊離して果肉に浸み込みます。安全、有効な去痰、消炎、鎮咳の「薬」として、咳が長く続く高齢者にも子供にも利用できます。

 蒸し方は、まずオレンジを塩水の中に20分浸して、表面の蝋を取り除きます。上部の皮を切り取って、切り口に少し塩を撒いて、箸を使って果肉に数カ所穴を刺します。切り取った部分を蓋として切り口に載せて20分ほど蒸します。できたら、果肉と滲出した液を食べます。

蒸しリンゴ

皮付きのリンゴを蒸して食べれば、下痢止めの効果があり、子供や体質が弱い人の慢性下痢に補助的な治療効果があります。蒸したリンゴは消化しやすく、胃腸の弱い人でも食べられます。

蒸し方は、リンゴを温水で洗って、皮がついたまま切り開いて、芯を取ってから適当な大きさに切って、5分間蒸します。

(学珍)
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