米国務長官、米韓合同軍事演習巡る北朝鮮の主張否定

2019/07/22
更新: 2019/07/22

[ワシントン 19日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は、米韓合同軍事演習はトランプ米大統領と金正恩委員長との合意に反するとした北朝鮮外務省の主張を否定した。

北朝鮮外務省の報道官は16日、トランプ大統領は昨年のシンガポールでの首脳会談で合同軍事演習の中止を確認しており、実施されれば首脳間合意の「明らかな違反」と主張。米朝実務者協議に影響すると警告した。

ポンペオ氏は17日に行われたインタビューで北朝鮮の発表について質問された際、「北朝鮮のコメントを確認した」とした上で、われわれは、トランプ大統領が金委員長に軍事演習に関して約束したことを正確に行っていると思う、と説明した。

北朝鮮との協議は間もなく再開するかとの質問には「そう願っている」と答えた。テレビ番組とのインタビューの内容を国務省が19日に公表した。

米国防総省は、定例の合同軍事演習を実施する準備を進めていると説明しているが、外交上の問題に配慮して規模が縮小される可能性を示唆している。

Reuters
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