母の日祝う出産ドキュメンタリー番組「痛すぎ、怖すぎ」と不評

2014年05月14日 11時41分
【大紀元日本5月14日】出産の素晴らしさを伝えるために作成したドキュメンタリーのはずだが、描写が生々しすぎるため多くの女性に恐怖心を植え付けてしまったようだ。

 先日、母の日を祝うために深センテレビが作製した出産を追うドキュメンタリー番組「赤ちゃんおいで」では3人の妊婦を追い、それぞれの出産場面を放送した。

 出産は上海の復旦大学附属婦産科医院で撮影された。突然の破水、酷い陣痛に悶える母親の顔のクローズアップ、帝王切開、取り出されたばかりの血まみれの赤ちゃんなど、生々しく出産の場面を伝えた。

 番組作り手側の意図と異なって、インターネットには「あまりにも刺激的」との批判的コメントが相次いだ。ミニブログ・微博では最も注目されるトピックに上がり、200万回以上のつぶやきがあふれた。

 「お腹が切られる場面は見るに耐えない。これを理由に『出産したくない』とは言えないでしょう。 泣くほど怖かったのに」などと女性たち。とくに出産経験のない女性には出産を避けたくなるほどの恐怖を与えてしまったようだ。

 「母親になることは大変なこと。どうして勇敢で強い男性に赤ちゃんが産めないの?(赤ちゃんが可愛いためそう言っていたが)もう5人産むなんて言えない」

 「自分にはあんな痛みは到底耐えられそうにない。同時に辛い思いをさせてしまった母親に申し訳なく思う」

 「番組をもう見る勇気はない。恐ろしすぎて私の心に影を落としたよう。女性は大変、男性はこの面でサポートするべき。こんな痛みに耐えられないでしょう」

 「出産は恐ろしい。でも番組中の母親たちには感動した。自分は出産したくはないが養子は一人もらいたい」

 中国伝媒大学の丁俊傑教授は「命の尊厳や母への感謝を表す伝え方は様々だが、今日、痛みを伴う出産場面をテレビ画面に映すことは適当ではないようだ」とコメントしている。

(翻訳編集・佐渡 道世)


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