マレーシア機墜落は撃墜か 米国など各国は調査参加表明

2014年07月18日 16時34分
【大紀元日本7月18日】オランダ発マレーシア行き旅客機が日本時間の17日午後11時15分ごろ、ウクライナ東部のドネツク州で墜落した。この事故について、米国とウクライナ両政府は旅客機が撃墜されたとの見方を固めた。

 墜落したのは、乗客280人、乗員15人を乗せてオランダのアムステルダムからクアラルンプールに向かっていたマレーシア航空17便のボーイング777型機。

 現場ではウクライナ政府軍と親ロシア派武装勢力による激しい戦闘が続いていた。現在捜索活動が行われているが、親ロシア派武装勢力が事実上掌握している地域のため、治安が悪化しており捜索は難航しているとの情報もある。

 ウクライナ内務省筋は、親ロシア派武装勢力が持つ地対空ミサイル「BUK」で旅客機を撃墜したとの見方を示した。

 一方、親ロシア派は、「ウクライナ軍が撃墜した」と主張しており、意見が真っ向から対立している。

 原因調査について、各国が参加表明

 米政府は「事故ではなく撃墜された」(バイデン副大統領)との見方を表明した。オバマ米大統領は18日、真相究明のため「あらゆる支援を行う」と述べた。米運輸安全委員会(NTSB)は専門家チームを現地に派遣し、詳しい調査を進める予定。またマレーシア政府も調査チームに加わる考えを示した。

 プーチン大統領は18日、「この恐ろしい悲劇に対して事件の起きた国に責任がある」と述べ、責任はウクライナ政府にあると主張し、ロシア政府も事件の詳しい調査に取り組むとの意向を表明した。

 一方、オバマ米大統領は米東部時間の17日、ウクライナのポロシェンコ大統領と電話で協議し、全ての残骸を調査のためウクライナ領内に留め置くよう求めた。米側は、親ロシア派武装勢力やロシアによる「証拠隠滅」を警戒しているとみられ、今回の事件で米露関係がさらに冷え込む可能性も出てきた。

(翻訳編集・叶子)


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