カナダ首相の北極訪問同行取材 中国メディアを締め出す

2014年08月21日 21時09分
【大紀元日本8月21日】カナダのハーパー首相の報道官は最近、20~26日に行われる毎年慣例の首相の北極訪問に、「一部の特定メディアの同行取材を歓迎しない」と発言した。同国政府当局者によると、該当メディアは中国共産党の機関紙「人民日報」と、中国政府の最大報道機関・国営新華社通信である。

 昨年8月の同北極訪問の同行取材で、「極めて不愉快なことが起きたからだ」という。

 問題はその最終日の記者会見で起きた。

 当時、無理やり質問しようとする人民日報駐カナダ支局の李学江・支局長は、他国の記者からマイクを奪おうとした。さらに同支局長は止めに入った首相の女性報道官に突っかかり、体を押しつけるなどの行動をとった。李氏はその場で警官に強制退場させられた。

 首相サイドの今回の発表を受け、カナダ紙サン・ニュース・ネットワークは映像付き報道で、中国メディアに対する取材規制を議論した。

 番組に出演したマッキンタイアー元首相報道官は、中国記者の異様な取材ぶりを暴露した。「彼らはシークレットサービスを含め私たち全員の写真を撮りまくる。もちろん訪問の先々でもカメラを回し続ける。本当の意味では、彼らは取材ではなく、職務を利用しての情報収集であることは明らかだ」

 18日、カナダ政府関係者はカナダ紙QMI Agencyの取材に対し、「このような行為を行う『記者』を断じて容認できない」と述べた。

(翻訳編集・叶子)


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