難病: 脊髄性筋萎縮症からの回復

2014年09月26日 07時00分
【大紀元日本9月26日】脊髄性筋萎縮症(SMA)とは、脊髄の運動神経細胞(脊髄前角細胞)の病変によって起こる神経原性の筋萎縮症で、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と同じ運動ニューロン病の範疇に入る。体幹や四肢の筋力低下、筋萎縮に進行性を示す病気で、根本的な治療法はなく、長期生存率は5%。世界保健機関(WHO)に指定された難治性疾患の一つで、日本でも公費医療の対象に指定されている。この難治性疾患の患者が、たった3カ月で完全に回復した奇跡の例がある。

 汪志遠(おうしえん)医師は、1970年代初め、中国第4軍医大学卒業後、雑誌『航空軍医』の編集委員として勤務していた。1983年に脊髄性筋萎縮症と診断され、発症後3カ月余りで、体重は16キロ減り、全身の脱力感が強く、記憶も著しく低下した。神経内科医だった彼の妻が中国の有名な医療機関を尋ね回ったが、まったく希望が見えなかった。

 彼は1995年、アメリカのハーバード大学医学大学院に研究者として就職し、仕事をしながら、自分の病気を治療する方法を探した。しかし、結局有効な方法は見つからず、筋萎縮が徐々に進み、体力の低下が著しくなる一方、消化管大出血を併発した。輸血による感染症を心配し、輸血を控えていたところ、ヘモグロビンが6グラムまで低下した。脳の酸素不足で記憶力も著しく低下し、研究を続けることができなくなった。

 人生のどん底に落ちていたが、1998年2月に転機が訪れた。以前中国で一緒に気功を勉強していた友人から手紙が届いた。最近法輪功の修煉を始めた友人は、心身に大きな変化が起きたという。この手紙を読み終えると、汪医師は再び希望の光が見えたように感じたという。

 早速、汪医師は法輪功のクラスを受け、修煉を始めた。煉功してから一週間も経たないうちに、長年苦しんでいた胃腸症状が消えた。体調はどんどん良くなり、3カ月も経たないうちに、体重、体力、記憶力もすべて病気以前の元気な状態に戻った。この過程を振り返って、彼は次のように語る。

 「私は法輪功を修煉してから3カ月でヘモグロビンは6グラムから正常値(13~18グラム)まで回復しました。医学的な理論から言えば、赤血球の自然成長周期は120日です。しかし、煉功してから100日も経たないうちに完全に回復できたのは、奇跡としか言えません。病気が快復してから、すでに16年経ちました。今年63歳になった私は毎日4、5時間の睡眠しか取らず、10時間以上勤務しているにも関わらず、身体はまったく疲れません。歩いても、山を登っても、若い人には負けません」

 最近、筋萎縮性側索硬化症の研究を支援するため、世界各地で流行っているアイス・バケツ・チャレンジ運動について、汪医師は次のように感想を述べた。「この運動は私のような難病患者の理解と支援に対して、非常に有意義なことです。しかし、現代医学のこのような疾病に対する理解はまだ非常に浅く、多くの難治性疾患に対して手の施しようがありません。もし人々が法輪功の修煉を通じて健康な体を得ることができ、しかも高い精神的な境地に達することができれば、それはどんなに素晴らしい事でしょう。法輪功の修煉は精神的な境地を高めることを重視し、修煉者は生活の中で常に『真、善、忍』の原則に従って自分を律しなければなりません。思想道徳を高めるとともに、心身の健康を得られることが多くの人々に実証されました」

(翻訳編集・東方)
関連キーワード
^