使わない充電器をコンセントから抜くべき3つの理由

電子機器が生活必需品となったいま、毎日の充電は欠かせないルーティンワーク(日課)となっています。面倒だからスマートフォンの充電器をそのままコンセントに挿しっぱなし、ということもあるかもしれないです。しかし、その習慣はもったいないばかりか、危険でもあるのです。その理由は3つあります。

1. 事故の危険性
長時間使用されている充電器は熱を発生させます。品質の低い充電器を使用すると、オーバーヒートや短絡の原因となり、火災、爆発、偶発的な感電などの事故の原因となる恐れがあります。

2. 充電器の老化
充電器は変圧器を用いて高電圧を低電圧に変換します。たとえ電子機器が接続されていなくても、コンセントに差し込まれている充電器には電流が流れています。時間が経つにつれ、充電器の材料が老化し、結果として充電器の寿命が短くなります。

3. ムダな電気代
充電をしていない間も、充電器がコンセントに差し込まれている限り、電力を消耗します。例えば、iPhoneの充電器がコンセントに挿しっぱなしである場合、月に130ワット、年間で約1.5キロワットの電力を消費します。

対策
では、どうすればよいでしょうか。充電後は必ず電源プラグを抜くことです。もしくは、スイッチ付きコンセントもよいでしょう。使用しない時にスイッチを切れば、問題を解決することができます。

(編集・文亮)