胡錦濤前主席 娘のフィアンセに突きつけた「最後通牒」とは

2014年09月06日 14時14分
【大紀元日本9月6日】中国の「汚職撲滅運動」が勢いを増すなか、海外の中国系メディアは胡錦濤前国家主席の家族の逸話について報道した。10年前、胡氏が一人娘の胡海清氏(42)を通じて、娘のフィアンセで元新浪トップ・茅道臨氏(51)に対して、結婚条件は「経済界からの引退」という厳しい「最後通牒」を出していたことが明かされた。

 1998年、海清氏は茅道臨氏と付き合い始めた。交際を知った胡錦濤氏は断固として反対した。周囲の説得により胡氏は仕方なく交際を認めたが、茅氏が一刻も早くビジネス業界から退くことを要求した。

 茅氏は1999年、中国インターネットサービス大手の新浪(Sina Corp)の最高執行責任者(COO)に就任し、2001年6月には同社の最高経営責任者(CEO)に昇進した。茅氏は収益を赤字から黒字に転換させ、5四半期連続で持続的な成長を実現。優れた管理能力は高い評価を受けた。

 そして2003年、海清氏は父親の要求を受け入れ、茅氏に対して「最後通牒」を出した。「ビジネス業界から身を引くことでしか私たちは結婚できない」

 当時40歳の茅氏は最終的に、お金や地位よりも海清氏との結婚を選んだ。2003年5月12日、新浪を離職した。一部の持ち株を売った後、海清氏と結婚し、アメリカへ渡った。

 なぜ茅氏にこのような「最後通牒」を出したのかについて、胡錦濤前主席は疑惑を避け、富商の娘婿が自らのイメージを悪くすることに配慮したのではないか、との推測がある。また中国のビジネス業界は政治の嵐に左右されやすく、政敵が自分を攻撃する際に家族まで巻き込まないようにするためだとも指摘されている。

(翻訳編集・鈴木真弓)
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