巨大映像化で蘇る日本伝統美術 新感覚デジタルアート展が都内で開催

巨大映像で日本美術の傑作を楽しむ新感覚デジタルアート展「『巨大映像で迫る五大絵師』-北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界-」がいま、東京・大手町三井ホールで開催されている。江戸時代の絵師たちの情熱と想像力が込められた歴史的作品が、精細なデジタルアートとして再現されている。葛飾北斎の「富嶽三十六景」や歌川広重の「東海道五拾三次」、俵屋宗達と尾形光琳が描いた2つの「風神雷神図屛風」、伊藤若冲の「仙人掌群鶏図」など、国宝及び重要文化財を含む42作品が巨大映像となって、一堂に会する。開催は9月9日まで。
2021/08/18

宇宙という名の花

日本には季節それぞれに合う草花があるように、6月にもふさわしい花がある。 小雨に濡れたアジサイがその代表であるかもしれないが、ハナショウブもまた捨てがたい。
2019/06/11

【今に伝える江戸百景】 赤穂四十七士が渡った橋

 【大紀元日本12月7日】元禄15年12月14日は、今日の暦で言えば1703年の1月30日に当たる。 ただ日本人は、なぜかこの場合に限って細かいことは問わず、「12月14日」こそ討ち入り当日として疑わ
2010/12/07

【今に伝える江戸百景】 江戸の賑わい今も 浅草・酉の市

 【大紀元日本11月16日】歌川広重の『名所江戸百景』の中に、「浅草田甫酉の町詣」と題された1枚がある。 ここはどこかと尋ねれば、なんと江戸は浅草の近く、遊女の里として有名な吉原の妓楼なのである。部屋
2010/11/16

【今に伝える江戸百景】 桜田門外の静寂

 【大紀元日本11月2日】歌川広重の『名所江戸百景』の中に、「外桜田弁慶堀糀町」と題された1枚がある。 外桜田とは、江戸城本丸に近い場所に内桜田門(別名、桔梗門)があったため、外側のこの門を外桜田門と
2010/11/02

【今に伝える江戸百景】「夏草や兵どもが夢のあと」千葉県・矢切の古戦場

 【大紀元日本9月13日】 表題の一句を松尾芭蕉が詠んだ場所は、もちろん奥州平泉である。 このとき芭蕉は高い場所に立って広い眺望を得ており、北上川の雄大な流れを眼下に見ていた。その流れの不変であること
2010/09/13