王毅外相の「精神日本人」批判が波紋、ネットユーザー「毛沢東も精日」

中国外交部の王毅・部長(64)は8日、全国人民代表大会(全人代)関連記者会見で、日本に好感を持つ国民、いわゆる「精日分子」について、「中国人の堕落者だ」と発言した。これを受けて、中国国内世論が非難を強めた。一方、一部の中国人ネットユーザーは海外ソーシャルメディアを通じて、外相の発言が民族主義を利用したプロパガンダ宣伝だと批判した。
2018/03/12

スポーツ、獅子舞い、オペラコンクール…孔子学院は「地域社会に根を下ろす」

劉雲山・前政治局常務委員は、2014年ドイツで開かれた孔子学院欧州会議で、孔子学院は「中国の夢」と世界との友好を結ぶ「心の高速鉄道(心霊高鉄)」と表現している。その心と共産党とつなぐため、浸透工作は語学だけに限らない。
2018/02/22 佐渡道世

米FBI、孔子学院をスパイ容疑などで捜査対象「米国社会の脅威」

2月13日、アメリカ連邦議会上院の情報委員会の公聴会でクリストファー・ライ(Christopher Wray)FBI長官は、米国にある中国政府対外機関「孔子学院」について、スパイ活動などの違法行為に係わる疑いで、捜査の対象にしていると公言した。
2018/02/21

習近平氏への崇拝行為 中央政府が禁止令か

中国国内では最近、習近平国家主席への崇拝を促す動きがみられた。貴州省内では官製メディアは連日に習氏を「偉大なる領袖」と讃え、省内一部の地区で学校などが習氏の肖像画を掲げ出した。いっぽう、中央政府がこうした崇拝行為を禁止する命令をくだしたもよう。
2017/11/21

衝撃の現代史 20世紀で犠牲者最多の殺人とは?

ガンからコレラなどの病気、地震や津波などの自然災害まで、20世紀に多くの人々を死亡させた出来事は何だろうか?
2017/04/09

河北省石家荘市、「中国共産党はカルト」批判の高官を罷免

中国河北省人民代表大会(以下は人大、地方議会に相当)は30日、同人大の左春和氏が人大代表(議員に相当)の職を辞任したと発表した。左春和氏は昨年12月末交流サイト(SNS)での投稿で中国共産党を非難し、今年1月に同省石家荘市文化広電新聞出版局の副局長の職を罷免されたばかりだ。人大代表の職も当局に辞職させられたとみられる。
2017/04/02

生涯にわたり、毛沢東と会うのを拒み続けた高僧(下)

中共の「鎮反」運動(反革命鎮圧運動)が全面的に展開される中、100歳を超えた虚雲和尚も免れることはできなかった。彼は「反革命」のレッテルを張られ、残酷な迫害を受けた。大紀元社説『共産党についての九つの論評』(第六章)によれば、1952年、大陸で「中国仏教協会」が立ち上げられ、中共は発足式に数多くの党員を参加させた。式では、「仏教の戒律は多くの若者を死に至らしめた」と主張し、さらに「信仰の自由、僧侶や尼僧は結婚し、酒、肉を食することも自由にし、誰も制限してはならない」と戒律の廃止を求めた。
2017/02/12

生涯にわたり、毛沢東と会うのを拒み続けた高僧(上)

120歳で逝去した虚雲禅師(きょうん ぜんし。1840年9月5日~1959年10月13日)は、近代中国第一の高僧として知られている。生前、中国の仏教界では声望が高く、数多くの弟子がいた。かつては蒋介石から大事な客として迎え入れられたことがあり、第二次世界大戦の終結を予告していたという。一方、彼は生涯にわたり、中国共産党の党首だった毛沢東との面会を拒み続けたと伝えられている。
2017/02/11

天安門の毛沢東肖像画から見る「中国最大カルト」とは?

中国最高人民法院(最高裁)と最高人民検察院(最高検)は1月25日、「邪教(カルト)組織」を定義する『刑法』第300条の新司法解釈を共同で公布した。いっぽう、中国共産党政権が定めたカルト組織の定義から見ると、実に中国共産党こそが国内最大なカルト組織だと見て取れる。これは中国5千年「敬天(お天道様を敬う)思想」が凝縮された600年の歴史を持つ天安門に、毛沢東の肖像画を掛けるという個人崇拝の行為も証明している。
2017/02/05

「抗日戦争」8年を14年に 中国共産党、歴史の歪曲か

中国教育部は1月10日、全国の小中高校が使う教材に関して、従来解釈してきた「抗日戦争」(日中戦争)期間である「1937年から45年までの8年間」を、今春から「31年から45年までの14年間」に改めるとの通知を出した。国内複数のメディアが伝えた。
2017/01/13

「核心」となった習近平氏の今後の人事予測=中国問題専門家

このほど閉幕した「6中全会」で中国共産党史上4人目の「党中央の核心」に大躍進した習近平・総書記について、今後強硬な政治運営を行うではないかと国際社会から懸念の声があがっているなか、大紀元コラムニストは「政治的野心というよりも、現状ではそうせざるをえない」という安堵の見方を示し、内外が注目する今後の指導部人事を分析した。
2016/11/10

「建国の父は人民を売った」毛沢東 隠された歴史の真実

9月9日は毛沢東没後40年にあたる。東京福祉大学国際交流センター長の遠藤誉氏は、全ての中国人に、中国共産党の歴史に隠された真実を知ってほしいと語っている。もし中国人がこの真実を知れば、中国共産党は崩壊するだろうとの同氏の予測は、奇しくも胡耀邦前総書記が生前に示した見方と一致している。
2016/09/09

中国高官の必読する極秘資料「内参」とは

このほど中国メディアが共産党内部の極秘資料「内参」の実態について公開し、その情報の信憑性や正確さなどはいずれも一般メディアが報じる内容をはるかに凌いでいると報じた。「内参」とは「内部参考」の略称であり、新華社通信が指導層向けに作成されている非公開の新聞報道で、共産党指導者層にとって重要な情報資料とされている。
2016/06/03

著名ジャーナリストに渡航禁止命令 授賞式出席を阻むため=中国

1958年から1961年の3年間にわたって中国で展開された「大躍進政策」。その失策によって史上最悪の大飢饉が中国全土を襲い、数千万人の餓死者を出した。この大躍進について綿密に取材を重ね、当時の様子を詳細に掘り起こしたルポタージュ『墓碑』(邦題『毛沢東大躍進秘録』文藝春秋社)の著者で元ジャーナリスト、楊継縄氏が当局から出国を禁止された。このたび同氏に授与された賞の授与式への出席を阻むための措置とみられる。
2016/02/20

保守派イメージ払拭 江派の罠を警戒する習近平

中国の習近平・国家主席が最近、「保守派である毛沢東を支持しない」と強調する動きに出ている。9月の訪米時、訪問先の高校に毛沢東反対で一躍有名人になった中国人作家の歴史本をプレゼントした。また、失脚した改革派である故・胡耀邦元総書記を盛大に追悼し、毛沢東時代に「反党グループのリーダー」と粛清され自殺した元指導部メンバーの名誉回復を検討するなど、これらの動きが国内外の関心を集めている。
2015/11/26

中国の名物司会者、毛沢東批判で処分へ 香港紙「党イデオロギー危機があらわに」

【大紀元日本4月10日】中国国営中央テレビ(CCTV)の有名な司会者・畢福剣氏(56)が私的な宴席で「我々を苦しめた」と皮肉めいた言葉で毛沢東を批判した動画がインターネットに流出した。その発言をめぐっ
2015/04/10

赤を多用する現代中国「伝統ではなく、血を好む共産党の宣伝」

赤い花火、赤いランタン、赤い衣装…現代中国は赤を多用する。旧正月の行事でも赤い龍や獅子舞が世界中で舞った。しかし、中国人は昔から赤を多く使っていたわけではない。1949年以後に中国共産党が「流血の象徴」として、社会を血で染めるように使い始めたのがきっかけであることを知る人は少ない。
2015/02/23

新古田会議に隠される3大メッセージ=趙迩珺氏

【大紀元日本11月6日】中国軍部の重要会議「全軍政治工作会議」が10月30日~11月2日に南部の福建省上杭県古田鎮(区)で開催された。この全軍政治工作会議は、江沢民時代の1999年7月に北京で開かれて
2014/11/06

河南省の大学、新一年生を「革命ポスター」で歓迎

【大紀元日本9月4日】「もはや病んでいるよ」。1人のインターネットユーザーは呟いた。秋に入学や新学期を迎える中国では、いまだに50年前の「共産革命」を彷彿とさせるポスターで学生らを迎えている。時代遅れ
2014/09/04

【フォトニュース】天安門前での車炎上、海外記者が一時拘束

【大紀元日本10月29日】中国・北京の天安門広場で28日に発生した四輪駆動車による暴走・炎上事故で、現場を取材していたAFP通信や英BBCの記者らが一時拘束されていたことが分かった。産経新聞が報じた。
2013/10/29

北京でプロパガンダ看板乱立 「文化大革命再来か」

【大紀元日本8月10日】中国当局は最近、「民族の偉大なる復興を実現」という習近平国家主席の「中国夢」を宣伝するキャンペーンを打ち出した。北京市内では、社会主義と共産党を讃えるさまざまな看板が立てられて
2013/08/10

毛沢東の生誕記念イベント 各地で制限される

毛沢東の記念活動を制限され、ネット上で不満を爆発  (ネット写真)【大紀元日本1月4日】中国共産党政権の初代最高指導者、故毛沢東・国家主席の生誕の日となる12月26日、中国各地で支持者による記念活動が
2013/01/04

【お勧め本】 中国がひた隠す毛沢東の真実  北海閑人著

【大紀元日本9月21日】日本政府による尖閣列島の国有化に反発して、中国では反日デモが各地で繰り広げられている。テレビ映像を見ていると、デモ参加者の中に毛沢東の写真を掲げる者もいれば、「毛沢東万歳」と叫
2012/09/21

毛沢東が故宮の取り壊しを計画か 章詒和氏、共産党の伝統破壊を批判

【大紀元日本7月21日】毛沢東はかつて、故宮(紫禁城)の取り壊しを計画していた。1957年の反右派闘争で「筆頭右派」として糾弾された元中国民主同盟幹部・章伯鈞の娘、章詒和氏が19日、香港で行った講演で
2012/07/21

【新紀元連載】重慶亡命騒ぎ 権力闘争から中国の今後を読み取る 4

 【大紀元日本4月12日】地方都市の公安局長に過ぎない王立軍氏は今や、台風の目となって中共権力闘争の中で最強の嵐を引き起こした。「牽一髪而動全身」(髪一本を引っ張れば全身が動く)ということわざのように
2012/04/12

大飢餓まねいた「大躍進」 そのノンフィクション作品が著名文学賞受賞

 【大紀元日本7月16日】1950年代末、数千万人に上る餓死者を出したとされる中国の「大躍進運動」。その真相を記した著作『MAO’S GREAT FAMINE』(毛の大飢餓)がこのほど、優れたノンフィ
2011/07/16

中国共産党建党記念活動に批判の声 海外メディア「共産党は凋落」

 【大紀元日本7月1日】7月1日の中国共産党建党90周年を控え、中国は全国が紅(あか)一色に染まっている。紅歌、紅舞、紅のドラマ、毛沢東の詩の暗誦など文化大革命を彷彿させる異様な様相を呈している。党の
2011/07/01

毛沢東批判で大論争 米紙「中国を彷徨う赤い幽霊」

【大紀元日本6月25日】中国の著名な改革派経済学者、茅于軾氏(82)が4月末、自身のブログで毛沢東について論じた約5000字の文章が中国国内で大きな波紋を広げている。「毛沢東をタダの人間に戻そう」と
2011/06/25

かつての造反派リーダーも「お目見え」 中国、左傾化がすすむ

 【大紀元日本4月29日】24日、人民大会堂で開かれた清華大学創立100周年の記念行事に出席したある人物が多くの注目を集めた。蒯大富さん、65歳、文化大革命初期の清華大学の造反派リーダー
2011/04/29

毛沢東が「日本の侵略に感謝」していた=中国政府紙が検証

 【大紀元日本3月22日】中国共産党政権の設立者である毛沢東が、日本の侵略に感謝するような発言をしていたといううわさは、中国の民間で広く伝わっており、学術界でもかねてから論争を繰り広げていたが、これま
2011/03/22