一歩引きさがれば円満になる

2000年以上前の前漢の時代、翟方進(てき・ほうしん)という人物がいました。彼は幼い頃に父親を亡くしましたが、コツコツと勉学に励み、青年になると長安に移り住む決心をしました。翟の継母は、まだ幼さの残る彼を不憫に思い、一緒に長安へ上京することにしました。彼女は靴を織って学費をねん出し、翟の生活を支えました。
2017/04/07