人体の不思議:成長するのに、どれくらいかかる?

【大紀元日本6月30日】「ダイエット」「血液サラサラ健康法」「ツボ押し」など、健康に関する話題は雑誌やテレビで盛りだくさん。健康に関して豊富な知識を持っている人はいるが、人体がどのように成長しているのか、注目したことがありますか?

・指紋は、生まれる6~8週間前に形成される。

・手の指の爪は、1週間で約0.5mm成長し、足の爪の成長速度の4倍。

・12歳以下の子供の場合、指の第一関節より先が切断されても再生する。再生には約11週間を要する。ところが、大人にはこのような能力はない。

・胎児の脳の神経細胞は、平均して1分間に25万個以上形成される。新生児の脳は約1兆の神経細胞を有する。誕生してからは、神経細胞の成長速度は急激に落ちる。

・味覚は、感覚器官の中でも一番早く成長する。妊娠後期になると、胎児は羊水の中に含まれる化学物質の味に反応する。

・神経は、平均して約4~5週間で再生する。

・歯茎は、1~2週間で再生する。

・まつげは、上のほうが下よりも多いが、頻繁に抜け落ちる。片方につき、200以上あるまつげは、だいたい3~5カ月で生え変わる。

・音波とは、「音を出す物が振動することにより、その周囲に伝わる波動」のこと。子供は、高い周波数の音波を聞き分けることができる。思春期を迎え、声変わりが始まるとその能力は低下していき、人間の会話の音波に適した耳が形成される。

・人は1日につき、皮膚から半リットルの水を失う。また、同量の水が呼吸により肺から失われていく。

・音が発生する場所を特定することができるのは、左右の耳に届く音の時間差を脳が認識するからである。我々の脳は、それがわずか0.01秒でも、音のする場所を特定することができる。