【大紀元日本10月25日】南シナ海を北上する超大型台風13号により、フィリピンと台湾、中国南東・福建省で被害が報告されている。
フィリピンでは、増水した川に流されるなどで、22日までに少なくとも26人が死亡、20万棟の住宅などが被害を受けた。23日には中国福建省に上陸、住民約27万人が避難し、一部地域では土砂崩れが発生したと、中国国営の新華社通信が伝えている。
台湾では、当局によるとこれまでに死者12人、行方不明26人の被害が出ている。また台湾中央社によると、同国北部の山岳地帯では400人近くの観光客が一時孤立状態となっており、救助活動が続けられている。