【フォトニュース】ネット競売の退役英空母 華人実業家が獲得意思を表明

2011/01/07
更新: 2011/01/07

【大紀元日本1月7日】香港公共ラジオによると6日、英国籍の華人実業家が、国防費削減に伴い競売にかけられていた英国の退役空母インビンシブル」の獲得に参加すると伝えた。

実業家は空母を広東省珠海に運び、「艦上で学校を開きたい」と話しているという。競売に参加する実業家は1990年代に香港から英国に渡り、不動産業などを経営している。

インビンシブルは老朽化のため6年前に退役、現在はエンジンを取り外して英南部に係留している。年内で係留期限が切れることから、英海軍が軍事目的に利用しないことを購入者の条件とし、インターネットの競売サイトに出展していた。国防省スポークスマンは昨年12月、空母の買い手がなければスクラップ化するだろうと発表していた。

(佐渡道世)
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