【大紀元日本1月7日】香港公共ラジオによると6日、英国籍の華人実業家が、国防費削減に伴い競売にかけられていた英国の退役空母「インビンシブル」の獲得に参加すると伝えた。
実業家は空母を広東省珠海に運び、「艦上で学校を開きたい」と話しているという。競売に参加する実業家は1990年代に香港から英国に渡り、不動産業などを経営している。
インビンシブルは老朽化のため6年前に退役、現在はエンジンを取り外して英南部に係留している。年内で係留期限が切れることから、英海軍が軍事目的に利用しないことを購入者の条件とし、インターネットの競売サイトに出展していた。国防省スポークスマンは昨年12月、空母の買い手がなければスクラップ化するだろうと発表していた。
(佐渡道世)