【フォトニュース】G20サミットが開幕

2013/09/06
更新: 2013/09/06

【大紀元日本9月6日】ロシアのサンクトペテルブルクで5日、主要20か国・地域首脳会議(G20サミット)が開幕した。

本来は世界経済について話し合う場のG20サミットだが、今回は緊迫化する中東情勢に注目が集まった。対シリア軍事行動への議論を進める米国を賛同する声は、現在のところ上がっておらず、参加国のなかで支持を明確に表明しているのはフランスのみに留まっている。

ロイター通信によると、まだオバマ米大統領はシリア・アサド政権が化学兵器を使用した物的証拠を提示しておらず、各国からの支持を得るため、同大統領は夕食会の場で自身の考えを改めて説明する予定だという。

3日のロシア国営テレビで、米仏が国連安保理決議なしでシリア政府への武力行使に踏み切った場合、アサド政権だけでなく、同政権を支持するイランへも地対空ミサイル「S300」を提供する考えを明らかにしたプーチン露大統領は、サミット開幕直前に中国の習近平国家主席と会談しており、軍事介入をオバマ米政権が行うことに反対する考えで一致した。

ロシアと中国が米国を強くけん制するなか、サンクトペテルブルクで安倍首相と会談したオバマ大統領は「シリアで化学兵器が使われたことは、対処すべき国際法違反であるという認識だ」と語った。

同会談は米側の要請で急きょ設けられたもので、安倍首相は「非人道的な行為を食い止めようとする米国の責任感に心から敬意を表する」と述べ、オバマ政権のシリア情勢に対する姿勢を評価した。すでに日本政府は、難民への人道支援を強化する意向を示している。

また、世界経済を巡っては、先進各国の財政健全化に注目が集まるなか、同サミットの全体会合で安倍首相は「日本経済の成長が世界経済への貢献になる」と説明し、経済政策「アベノミクス」の重要性を訴えた。

(翻訳編集・森 豪太)

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