台湾「台北101」 超高層ビル ベスト8に=英BBC

英BBCは、このたび「世界で最も美しい超高層ビル」の第8位に、台湾の観光名所として名高い「台北101」を選んだ。外見上の美しさのみならず、耐震性や防災設計、風圧への振動制御などの技術面でも評価し、「全世界で最も安全な摩天楼の一つ」とたとえた。

台北101は台北市信義区に位置し、高さ509メートル、地上101階、地下5階からなる台湾で最も高いビル。台北101は1999年に施工され、2004年12月31日にオープンした。建設段階の名称は台北国際金融センター、2003年に101ビルと改名された。

他の7つの超高層ビルは、クアラルンプールのペトロナスタワー、モスクワのモスクワ大学本館、スウェーデンのマルメのターニングトルソ、シカゴのジョンハンコックセンター、ロンドンのシャード、ニューヨークのクライスラービル、そしてドバイのブルジュ・ハリファ。

台北101は、2010年に中東ドバイのブルジュ・ハリファ・タワーが完成するまで、世界一の超高層建築物だったことでも知られる。他にも、世界で最も早く上昇するエレベーターがあることでも有名だ。上昇速度は最高毎分1010メートルで、これは時速60キロに相当し、5階から89階まで、わずか37秒で到着する。米CNNは、このエレベータを「全世界の珍しいエレベーター・ベスト12」に選んだ。

 (翻訳編集・玲子)