大紀元時報
米研究

成功した子どもの親が持つ10の共通点

2016年02月25日 07時00分
(Sean Gallup/Getty Images)
(Sean Gallup/Getty Images)

6、幼少期から数学に親しませる

 2007年、アメリカ、カナダ、イギリスの35,000人の未就学児を対象として研究が行われた。ノースウェスタン大学のリサーチワーカー、グレッグ・ダンカン(Greg Duncan)氏は、幼児の基礎的な数学への理解度は、数学の成績の目安になるだけでなく、文章の読解能力を高めることにもなると指摘する。

7、子どもとの距離を縮める

 2014年、243人の貧困層の子どもを対象に行われた研究から、3歳までに充分な愛情を受けて育った子どもは、学校での成績が良いだけでなく、30歳を過ぎても良好な人間関係を保ち、高い学歴を持つという結果が出ている。人気心理学ブログ「Psy Blog」の記事によれば、子どもの世話をよくする親は、子どもが発するサインをいち早く理解し対応すると同時に、未知の世界へ探索する子どもにとって、暖かく包み込んでくれる居場所を提供することができるという。

8、極度なストレスを受けていない

 米ワシントン・ポスト紙の記事では、ある研究報告を引用し、「子どもが3歳から11歳の間に母親と一緒に過ごした時間の長さと、その後の子どもの行い、幸福感や達成感との関連性は薄い。一方、親のしつけが子どもにとって強制や押し付けである場合には悪影響を及ぼす可能性がある」と強調している。

 同研究に携わったボーリング・グリーン州立大学の社会学者、野間口恵氏は、「仕事などで強くストレスを感じ、子供と触れ合う時間が少ない母親の場合、子どもに良くない影響を与える可能性がある」と指摘した。何故なら、子どもは親の疲れ切った心や、つらく落ち込んだ気持ちを敏感に感じ取り、影響を受けてしまうからだという。

9、努力する過程を重視し、失敗を責めない

 スタンフォード大学の心理学者、キャロル・ドウェック(Carol Dweck)氏は、「成功」についての考え方は大きく分けて2通りあるとし、どこまで自分の力を伸ばせるかは、「成功」についての考え方によって決まると指摘する。

(1)「固定された考え方」

 自分の性格や知性、創造力などを絶対的なものだと決めつけ、それらの要素を合わせて「成功」のラインに達するかどうかで評価を下す考え方で、すべてを犠牲にしてでも成功を追い求め、失敗を回避しようとする。

(2)「柔軟な考え方」

 失敗したからと言って必ずしもその人の能力が不十分であるとは限らないという考え方。前向きで失敗を恐れず、絶えず高みを目指し続ける向上心を持ち、生きていく力を身につけるうえでの動力にする。

 親が子どもの努力を認めることで、子どもは「柔軟な考え方」を身につけ、さらに力を伸ばすことができる。

10、両親が共働きである

 ハーバード・ビジネス・スクールが行った研究から、母親が仕事を持つことは、子どもの成長に有益であることが分かった。共働きの両親を持つ女の子は、学校に通って教育を受ける年数が比較的長く、将来良い仕事に就く割合が高くなる。収入面においても、専業主婦に育てられた同年齢の女性より23%多いとのデータも出ている。また、共働きの家庭では、上の子が下の子の面倒を見る時間が週平均で7時間半多く、家事を手伝う時間も25分多くなるという。

 同研究の担当、キャサリン・L・マクギン(Kathleen L. McGinn)教授は、「両親がそれぞれの役柄を果たすことで、子どもに正しい価値観と生き方を伝えることになる」と分析した。また、共働きの両親を持つ子どもは「性」への偏見や差別があまりないと話している。

(翻訳編集・海花)

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