THE EPOCH TIMES

習主席を陰から支え続けた太子党大物が死去

2016年07月18日 13時00分

 香港メディアは以前に、葉選寧氏が総政治部で連絡部長を務めていた時に、太子党メンバーから約3000人の海外留学者を出したことを報じている。同氏は自分の息のかかった3000人の部下全員を習主席に譲り渡した。それ以来、彼らは習氏の指揮下に置かれている。

 2014年に香港で出版された宋智寧著『総参少壮派兵変』によると、葉選寧氏は上海出身の中共総書記の江沢民のことを「凡庸な人物で、軍と何のつながりもなく、軍を指揮する資格はない」と酷評した。葉氏と一部の太子党メンバーにとって、江沢民に追従することは、自分自身の地位を貶め、家名に泥を塗るようなことだった。

 習一族とは2代にわたり親交

 報道によると葉一族には、習仲勲氏(習近平氏の父)の代から2代にわたって習一族と親交を深めてきたという歴史的な背景がある。実際に、習主席が反腐敗運動の推進にあたり幾度も重要な「大トラ狩り」の局面において、葉一族は習陣営を全力で支えてきた。また習氏の反腐敗運動を支持することを全面的に訴えることによっても、江一派に大きな打撃を与えていた。

 十八大の後、共産党の党首に選ばれた習氏が、反腐敗運動を背景に周永康、徐才厚といった江一派の「大トラ」狩りを進めるにあたり、「紅二代(功績ある老幹部の二代目)」が大きな役割を担ってきた。習氏の政敵・江沢民がこの20年間で行った悪政が、党の内部秩序を混乱させ、中国の環境破壊をもたらし、人々の道徳観念を崩壊させたこともまた、衆目の一致するところだ。

 香港メディアが以前に報じたところによると、太子党と紅二代との間では、習氏が江沢民を制することを支持するという基本的な共通認識がすでに取り交わされているという。

(翻訳編集・島津彰浩)

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