7月の韓国輸出は前年比11%減、8カ月連続のマイナス

2019/08/01
更新: 2019/08/01

[ソウル 1日 ロイター] – 韓国政府が発表した7月の輸出は前年比11%減少し、8カ月連続でマイナスを記録した。長引く海外需要の低迷に加え、日本の輸出規制などが影響した。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は11.3%減だった。

輸入は前年比2.7%減。予想は8.1%減だった。

輸出全体の約20%を占める半導体は前年比約28%減少した。半導体を除いた輸出は前年比6.6%減にとどまった。

中国向け輸出は16.3%減だった。

貿易収支は24億4000万ドルの黒字となった。

日本の半導体材料の韓国向け輸出規制強化で、韓国の今年の国内総生産(GDP)は0.4%ポイント下押しされるとエコノミストは予想している。

国内輸出業者は、世界需要の低迷や米中貿易戦争によるサプライチェーンの混乱の影響も受けている。半導体大手のサムスン電子<005930.KS> とSKハイニックス<000660.KS>は最近、共に減益決算を発表した。[nL4N24Q0J4][nL4N24V6RN]

Reuters
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