大紀元時報
人道犯罪

臓器狩り調査のドキュメンタリー映画 米で世界初公開

2016年11月30日 06時00分
ドキュメンタリー映画『活摘 十年調査(仮邦題:臓器狩り―10年の追跡調査)』が、11月19日にテキサス州ヒューストンで世界初公開された。上映会で李軍監督らが解説(大紀元)
ドキュメンタリー映画『活摘 十年調査(仮邦題:臓器狩り―10年の追跡調査)』が、11月19日にテキサス州ヒューストンで世界初公開された。上映会で李軍監督らが解説(大紀元)


 汪氏によると、臓器狩りに関与しているとされる中国国内の医療機関数百カ所のうち、1年間の平均臓器移植数が2000から3000件にも上る病院が96カ所もあり、これらの病院が1年間に行う移植手術数を合計すると、中国全体で年平均19万2000件もの移植手術が行われていることになる。いっぽう、中国当局は、移植手術は「毎年1万件」と主張している。

 そして、中国では軍と武装警察が主体となって移植手術が行われていることを挙げ、国家ぐるみの臓器移植犯罪が形成されていると語気を強めた。「一般的に、軍を動員するということは、それが国の認めた行為であるということを意味する」。

 周知の通り、06年に中国当局が法輪功学習者を移植手術用臓器の供給源としていることが明るみに出たが、それからわずか1年の間に、実際の移植手術数がそれまでのデータを上回っていたことが明らかになった。

 「これはある種、(法輪功迫害の)生き証人を根絶やしにするための緊急措置だが、(政権は)臓器移植という手段によって迅速に証拠隠滅をしながら金儲けも行っている。中国で行われている、この国家的大虐殺は、いうなれば戦争が行われているに等しい。だがこの戦争は他の国を相手にしているのでも、敵に立ち向かっているのでもなく、ごく普通の民間人を標的にしている」。

 同映画は中国語では動画サイトのyoutube、Vimeo、新唐人テレビなどで公開されており、関係者は拡散を呼び掛けている。日本語を含む多言語の字幕は作成中。

 映画を監督した李軍氏は、中国の近隣諸国から大勢の患者が移植目的で中国に渡航していることをうけて、字幕版の制作が急務だとしている。そして中国で行われている移植手術の裏側には、罪のない人々を標的にした大虐殺という真実が隠されていることに、人々が一日も早く気付くことを切に願っていると語っている。

(翻訳編集・島津彰浩)

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