大紀元時報
迎春

新年のごあいさつ 大紀元日本

2017年01月01日 00時00分
中国の詩人李賀「致酒行」に「我迷魂あり招き得ず、雄鶏一声天下白し」との名句(Barbybo22/flickr)
中国の詩人李賀「致酒行」に「我迷魂あり招き得ず、雄鶏一声天下白し」との名句(Barbybo22/flickr)

 

 イギリスは、こういったグローバル化の諸弊害を看破し、産業革命の濫觴地として、一先ずグローバル化に異を唱えました。近代以降、世界をリードし続けてきた超大国アメリカの国民も翻意し、「アメリカを再び偉大な国に創る」を掲げ、政治経験ゼロのトランプ氏を第2のレーガン大統領として選び、グローバル化に横槍を入れました。

12月7日,トランプ米次期大統領。ニューヨークのトランプタワーで(Spencer Platt/Getty Images)

 

 これらの動向は、一部には歴史的後退とも見られていますが、実際は歴史の反動への反動であり、岐路から正しき道へ戻るという軌道修正なのです。

 興味深いことに、中国の習近平国家主席も、腐敗取り締まりや大掛かりな改革を行い、法治や伝統文化の復興を提唱しています。換言すれば、習近平氏もあの独裁体制を巧く利用しつつ、古いシステムに楔を打ち込み、グローバル化の埋葬行列に加わって、新時代の到来に備えているのです。

 日本も近年、国際舞台で中国共産党政権がグローバル化を頼りに暴走することを牽制しつつ、伝統的価値観をずっと推し進めています。

 このように、世界にもっとも影響力を持つ米国、英国、日本、中国がいずれも何らかの方式で異様なグローバル化に歯止めをかけ、伝統復興への道を歩もうとするとなれば、共産主義の残余が一掃され、世界はいよいよ歴史的転換を迎えるのでしょう。

 中国の詩人李賀「致酒行」に、「我迷魂あり招き得ず、雄鶏一声天下白し」という名句があります。「わたしは今魂が迷っている、それを呼び返そうとしても返せぬのだ。雄鶏が一声鳴きだすと世界は真白に夜が明ける」。

 共産主義運動により、われわれ人類は長らく、魂が迷っており、それを呼び返そうとしてもなかなか返せませんでした。この酉年に、雄鶏の歴史的な鳴きにより、天下は真白に夜が明けるようになるのか、と待望しています。

 世界が日々激変している当今、大紀元日本は従来の理念を堅持し、人類文明の進展および社会の進歩を促すことを使命としつつ日々精進してまいります。

 人類の歩むべき正道に立ち返るために、皆様方のより一層のご支援ご鞭撻を賜りつつ、飛躍的な酉年一年を創っていきたいと存じます。

(大紀元日本ウェブ編集部一同)

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