THE EPOCH TIMES
統合失調症を患って

「強烈な不安感と焦燥感がなくなった」東洋医学との出会い

2017年06月23日 07時00分

 特に大病をしたわけでもなく、仕事で挫折を経験したわけでもない。ただ単調に続く日常の中で突然ふっと「自分はこのままでいいのか」という焦りにも似た思いに襲われることがある。よくある「中年の危機」として軽く受け止め、飲みに行ったりスポーツで汗を流したりして、不安を解消する人もいるだろう。しかし、その程度では済まされないほど、強い焦燥感にさいなまれる人もいる。野上誠一さん(仮名・51歳)はそのうちの一人だった。

 小麦色で精悍な顔つきの野上さんは終始にこやかで、とても精神科に通院していたとは思えない。野上さんによると、彼は25歳の時に突然不安に襲われ、「この世が終わるのではないか」「自分は淘汰される」といった妄想を抱くようになった。これは、以前に信仰していた宗教でいわれていた「終末論」が強烈に印象に残っていたためでもある。救われたいと思っていたが、叶わないのではー。地獄に落ちる夢を見ては、うなされるようになった。次第に悪魔がささやくような幻聴も現れ、病院では「統合失調症」と診断された。

強烈な不安感 周りに理解されない孤独感

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