大紀元時報
カルチャーショック

中国に出かけるなら気をつけたいこと=海外記者の視点

2017年08月03日 20時07分
2017年3月、故宮を背景にスマートフォンを使って撮影する女性たち(WANG ZHAO/AFP/Getty Images)
2017年3月、故宮を背景にスマートフォンを使って撮影する女性たち(WANG ZHAO/AFP/Getty Images)

3.中国当局は「ビッグブラザー」 監視社会

「ビッグブラザー」よりひどい
中国6つの監視システム

 3月、トイレットペーパー泥棒の被害防止のため、北京の紫禁城近くの公衆トイレは、顔認証システム付きトイレットペーパー排出装置を取り付けた。こんな細かいところまで、国民の日常生活は徹底的に監視システムを導入している。

 ほかにも、中国共産党体制の視点から「社会の不安定要素」「反体制的」などと見なされれば、拘束や連行の可能性もある。こうした監視システムを駆使した社会の抑制システムに、エコノミスト紙は「デジタル全体社会主義国」と形容した。

4.ネット検閲は強力

 中国の有名なファイアーウォール「金盾」により、海外サイトのFacebook、Twitter、Youtube、Instagramなど、主要なサイトはほぼアクセスできないようになっている。中国に支店を置く海外企業は、自社VPNを通じて海外サイトにアクセスしていたが、最近、中国当局は、VPN規制を強化したため、ネットの自由はゼロに等しくなった。今秋に、中国共産党中央の重要人事が決定する第19回全国代表大会を控え、情報統制を厳しくしていることが背景にある。

5.許可なく写真や動画をたくさん撮る

 プライバシーや肖像権の法が整備されている国ならば、許可のない場所や人物を撮影をすれば、法的な処罰を受ける。中国と中国人に、その意識は低いし、ルールも存在しない。配慮のないシャッター音の響きは、あなたを不快にさせるかもしれない。

 また、フェルナンド記者が許可された場所で撮影を試みると、周囲の人はディスプレイをのぞき込んできた。「プライバシー侵害だと考えることはないのだろう」と、少しばかりの不快感を示した。一方、中国人のほうは、外国人が何を撮影しているのか気になって、チラ見したかっただけなのかもしれない。

2017年3月、長らくトイレットペーパー泥棒の被害に遭っていた北京の紫禁城近くの公衆トイレは、顔認証システム付きトイレットペーパー排出装置を取り付けた。(WANG ZHAO/AFP/Getty Images)

6.ニセ札に注意!

 あまり報じられていないことだが、中国ではニセ札が横行している。この記者の深センのレストランでの体験で、ウェイトレスは会計時に受け取った50元を光にかざし、首を振って、付き戻したという。一般的に横行するニセ札に対応するため、多くのオフィスや店舗では、専用の鑑定機を設置している。

 タクシーでは、これを利用した「ニセ札詐欺」が発生することがある。運転手は、客から本物の100元を受け取ると「ニセ札だ」と言って、自ら持っていたニセ札と本物をすり替える。運転手の不審な動きに、注意したほうがいい。

(翻訳編集・佐渡道世)

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