緊迫の朝鮮半島

レッドラインを超えた北朝鮮の水爆実験、今後米中ロがどう動くのか

2017年09月11日 20時52分

 今年に入ってから、北朝鮮がすでに13回ものミサイル実験を行った。日本の防衛省によると、3日の水爆実験の爆発威力は広島原爆の10倍以上だ。

 北朝鮮が頻繁に核・ミサイル実験を行う理由について、多くの専門家は北朝鮮が半島情勢を緊迫させることで、アメリカとの駆け引きで多くの利益を手に入れたいとみている。

 米メディアによると、東アジア問題専門家のダグラス・パール(Douglas Paal)氏は、北朝鮮が、6カ国協議より、米国のみの対話にこだわる理由は「非核化のプロセスで最大限の利益を狙う」とした。6カ国協議では、各国が北朝鮮への注文が多く、手に入る利益も少ないからだ。

 在米中国時事評論家の朱明氏は、「北朝鮮の根本的な目的は、各国から援助を獲得し、労働党と金政権を維持することにある。その挑発行為や威嚇は、中米日韓からより多くの援助をゆするためだ」とした。

 「しかしこの挑発行為が過激化すると、逆に米日韓の反発を一段と強め、中ロを米側に追いやってしまう可能性がある」。

 金正恩氏は、核・ミサイル実験を行いつつ各国の反応を探っていくとみられる。

(翻訳編集・張哲)

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