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「アフリカは第二の中国、中南米は第三の中国に」紅いカネに懸念強まる

2018年03月03日 13時00分

専門家たちは、ラテンアメリカは中国資本の浸透が著しいアフリカの「二の舞になる」との懸念を相次ぎ示した。中国政府の「寄贈」として建設されたエチオピア首都アジスアベバに立つアフリカ連合(AU)本部の建物内にあるコンピューターには、中国政府へ情報を横流しするシステムが備わっていると、仏紙ルモンドが報じた。中国政府は報道内容を否定している。

中国問題専門家ゴードン・チャン(Gordon Chang・章家敦)氏は討論会で、「アフリカは第二の中国であると揶揄されている。しかし、今、ラテンアメリカが第三の中国となるような手法がとられている」「ラテンアメリカがどのように変わっていくか、アフリカを見ればわかる」と危惧を示した。

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長年、ラテンアメリカにおける中国の投資動向を調べる安全自由社会センタ―上級アナリスト、フェルナンド・メナンデス(Fernando Menendez)氏は、「中国のラテンアメリカへの大規模投資に関する情報はよく見るが、その狙いはあまり報じられていない」とし、中南米における中国の存在を、単に経済的な影響力とみなすことは大きな間違いであると述べた。

同氏によると、ラテンアメリカと友好的な繋がりを強化させるため、中国共産党は現地社会を左翼と反米に傾かせているという。「ラテンアメリカで、もしピンク・タイド(赤化、共産主義化)が起こらなければ、中国は真に興味を抱かないだろう」

メナンデス氏によると、例えばベネズエラのウゴ・チャベス氏、ニコラス・マドゥロ氏、ブラジルのルイス・ルラ氏、ジルマ・ルセフ氏、アルゼンチンのネストル・キルチネル氏の各政権は共通して反米だった。その戦略目標は、キューバのように、南米と北米の対立を深めることだったという。

「これら中南米諸国を利用して、中国は、アメリカ大陸ひいてはグローバルバランスから、米国の力を抑え込もうとしている」と指摘した。

(翻訳編集・佐渡道世)

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