大紀元時報
日本の離島と中国クルーズ観光

奄美大島に食指伸ばす 世界大手クルーズ副社長は中国人

2018年05月17日 21時00分
瀬戸内町を一望できる高知山(こうちやま)から撮影(大紀元)
瀬戸内町を一望できる高知山(こうちやま)から撮影(大紀元)

劉淄楠氏は中国の大学院を卒業後、英ロンドンに留学し経済学を学んだ。英国内の大学で経済学講師を7年務めたのち、英金融Crosby MTMなどを経て10年以上、外国企業向けの対中国投資アドバイザー役を担った。RCI社に2009年入社。2013年にRCI社およびラグジュアリー層向けのセレブリティ・クルーズ、アザマラ・クルーズの中国アジア太平洋地域総裁に就いた。

RCI社は2013年、中国クルーズ事業を「非常に重要視する」として、華北(北京、天津など)華東(上海など)発展に注力すると発表。ツアー価格は約5000~8000円/日で、憧れの「欧米型クルーズ旅行を楽しめる」と宣伝している。2018年現在、中国で5隻の大型クルーズ船を運行させている。

RCI社は独自に、アジアのクルーズ産業に多大な貢献を果たした人物を表彰している。2017年には、多くの客船を出入港させるために港湾整備を行った上海宝山区政府トップ、中国共産党・汪泓書記を表彰した。プレゼンターは劉淄楠氏だった。

2017年11月、シンガポールで開催された、世界で2000ものクルーズ業界関係者が集まる年次イベント「シートレード・クルーズ・メド(Seatrade Cruise Med)」アジア太平洋に参加した劉淄楠氏は、中国共産党政権主導の現代版シルクロード構想「一帯一路」について、さらにインフラ投資が必要なクルーズ業界については「メリットしかない」と語っている。

同イベント広報誌によると、劉淄楠氏は「深センや上海など、すでに大きな港はあっても、不整備が見られ顧客の上下船には遅れが出ている。さらなる投資を歓迎したい」と述べた。

ー多すぎる観光客に苦しむ 世界遺産リゾートアイランド につづくー

(取材と文・佐渡道世)

関連キーワード
LINE NEWSに『中国の今を伝える 大紀元時報』を登録する方法
^