大紀元時報

旅をより楽しむために!知っておきたい奈良県の基礎知識

2020年05月22日 17時56分
nomura
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訪れる街の特色を知っていれば、旅はさらに楽しくなりますよね!そこで今回は、悠久の歴史を誇る「奈良県」についてをご紹介。この記事を読んで知識を深めてみませんか?

奈良県はこんなところ

歴史

古代から続く文化や歴史を感じるスポットが集まっている奈良県。日本の国のはじまりの場所ともいわれていて、794年に京都に都が移される前は、飛鳥の藤原京や奈良の平城京が日本の中心地でした。飛鳥地方には、縄文時代の遺跡の上に築かれた飛鳥時代の石造物や古墳などが多く残存。また平城京に都があった時代には、仏教や中国の影響を強く受けた天平文化のもとで東大寺が建立されました。

気候

奈良市街地のある北西部は盆地になっているので、夏の蒸し暑さと、冬の厳しい寒さが特徴。北東部の大和高原とともに、朝晩の気温差も激しいです。また、南部の山岳部、特に大台ケ原山を中心とする南東山地は、日本有数の多雨地帯。とりわけ夏の雨量が極めて多く、冬には積雪もあります。

気質

奈良県民は保守的で飾り気がなく、人懐っこい性格の人が多いといわれています。現状維持を大事にするのんびり屋で、その傾向は県内南部にいくにつれ顕著に。また、のんびりとした気質を表した『奈良の寝倒れ』という言葉があり、奈良の人は寝てばかりいて身上を潰してしまうということを意味しています。

方言

県内で話されている言葉には、南北で大きな違いがあります。北中部の方言は京ことばや大阪弁に近いですが、南部の奥吉野では標準語のようなアクセントになります。北中部は京都や大阪と古くから交流がありましたが、奥吉野のような険しい山間部では往来も少なく、独自の言語体系が形成されたといわれています。

Olivier Lejade/Flickr


 

交通アクセスガイド

奈良までのアクセス

空港も新幹線の駅もない奈良への旅で最も使われるのが電車です。東京からアクセスする場合は、まず新幹線で京都へ行き、近鉄電車で近鉄奈良駅(またはJRで奈良駅)まで。合計で所要時間は約3時間です。大阪の関西国際空港からならJR線を使って最短約60分、リムジンバスを利用すれば約80分で到着します。

県内の交通手段

県内でも、主に電車を利用します。観光の際に使用する主な路線は、近鉄京都線と近鉄橿原線の2本。吉野の山間部へは近鉄吉野線も利用します。奈良市内を見てまわるなら、世界遺産付近に停留所が多い「奈良・西の京・斑鳩回遊ライン」が便利。対象エリアの路線バスが1日乗り放題になる「奈良公園・西の京 世界遺産 1-Day Pass」や、より広域をカバーする「奈良公園・西の京・法隆寺 世界遺産 1-Day Pass Wide」も販売されています。

Cy Speed/Flickr

代表的な観光スポット

奈良の旅でハズせないのは「奈良公園」。東西4km、南北2kmの広大な公園で、敷地内には大仏で有名な「東大寺」をはじめ、「春日大社」や「興福寺」など、さまざなま見所があります。また美しい芝生と樹齢1000年の松に囲まれた公園内には、約1,100頭の「鹿」が生息。鹿せんべいを食べさせてあげられるので、鹿たちとの触れあいも楽しめます。ここの鹿は鹿せんべいをあげるときにお辞儀をしてくれるんですよ!奈良市から少し足を伸ばせば、607年創建の世界最古の木造建築「法隆寺」や巨石30個を積み上げて築造された石室古墳「石舞台古墳」といったスポットも。南部に位置する「吉野山」は、日本一の桜の名所として知られています。

JayLan_TW/Flickr

食べておきたい名物グルメ

代表的な奈良の味は「柿の葉寿し」。酢をまぶしたご飯の上に魚の切り身を乗せ、柿の葉で包んだ押し寿司です。魚の種類はさまざまですが、定番は「サバ」。酢で締めた切り身を使う、伝統の味です。青魚が苦手なら、あっさりとした「サケ」や淡白な「タイ」にチャレンジしてみてくださいね。また、鶏ガラの出汁を使った牛乳ベースの鍋料理「飛鳥鍋」もおすすめ。鶏肉と野菜、豆腐などを煮込んだ、まろやかでコクのある味わいです。そのほかにも、お茶の産地ならではの郷土料理「茶粥(茶を使って炊いた粥)」、クセのある独特の香りが特徴の粕漬け「奈良漬」も名物です。

Ad Blankestijn/Flickr

お土産にはコレがおすすめ

古い歴史を持つ奈良には、数多くの伝統工芸の技が息づいています。なかでもお土産におすすめなのが、1本の木をノミで豪快に彫りあげた「奈良一刀彫(奈良人形)」。力強い彫り痕をあえて残した大胆な造形と、金箔や岩絵具などを使った極彩色の絶妙な調和が魅力。また、奈良に都があった時代に始まった工芸「奈良うちわ」もぴったり。正倉院(多数の美術工芸品を収蔵する東大寺の宝物殿)の宝物や鹿、五重塔などをモチーフとした模様が色とりどりの和紙に透し彫りされいます。

kaoruokumura/Flickr

いかがでしたか?1300年もの歴史がある奈良には、たくさんの文化財が残されています。実際に訪れて、いにしえの文化に触れてみてくださいね。

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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