大紀元時報

お寺に宿泊体験!おすすめの奈良の「宿坊」5選

2020年05月22日 19時54分
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日本のお寺には「宿坊(しゅくぼう)」という宿泊施設があります。本来は僧侶や参拝客のみが宿泊する施設でしたが、現在では一般客も受け入れる所が増えてきました。今回は奈良のおすすめ宿坊5つをご紹介します。

「宿坊」での一般的な過ごし方と注意点

寺院によって内容は異なりますが、一般的な流れと注意点をご説明します。

まず宿泊には事前予約が必要です。夕食は時間が決められており、食事の内容は精進料理(仏教の教えに基づいた、魚介類・肉類を用いず、穀物・野菜などを主とする料理)を提供しているところが多く見られます。入浴や就寝も早めの時間帯に設定されていることが多いので、時間をきちんと守ることがマナーです。
2日目は早朝に起き、朝のお勤め(法要など)に参加。その後、朝食をいただき、チェックアウトまでは修行体験などに参加するのが一般的な流れです。
日常を離れて心静かに過ごすことが目的なので、テレビやインターネット設備が無い宿坊も多く、騒いだり大きな物音を立てることもマナー違反。ルールを守って宿坊滞在を存分に楽しんでくださいね!

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1. 信貴山大本山 玉蔵院

最初にご紹介するのは、奈良県北西部の信貴山に建つ真言宗の寺院です。聖徳太子(飛鳥時代(593年~629年を中心とするその前後の時代)の政治家・宗教的思想家)が創建したとされています。
境内にはお堂など様々な建物が立ち並んでおり、その中の3つの塔頭が宿坊として親しまれています。そのうちの1つが、こちらの「玉蔵院」。1名から約200名までの宿泊に対応する大広間・中広間・個室と様々な部屋が用意されているほか、大浴場や茶室などの施設も完備しています。食事は伝統的な精進料理、または会席料理をいただくことができます。

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2. 信貴山大本山 千手院

続いてご紹介するのは、先ほどの「玉蔵院」と同じ信貴山大本山の山内にある2つ目の塔頭「千手院」です。山内最古の宿坊であり、本館と新館合わせて合計約100名が宿泊できる18の部屋を完備。本館は江戸時代(1603年〜1867年)から受け継がれる歴史ある建築物で、豪華で美しいふすま絵や見事な日本庭園など見所満載です。
さらに、伝統の精進料理に現代風のアレンジを加え、食べやすさとボリュームを考慮した食事も楽しみのひとつ。24時間入浴できる温泉浴場もあります。坐禅瞑想や写経(般若心経を書き写し、精神統一する修行)などの修行体験に参加(有料)するのもおすすめですよ!

※画像は写経のイメージです。

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3. 信貴山大本山 成福院

続いては、信貴山大本山の山内にある3つ目の塔頭「成福院」をご紹介します。山内の中心に位置しており、建物の設計は著名な建築家・村野藤吾氏によるもの。伝統と歴史を誇る信貴山において近代的センスを兼ね備えているのが特徴です。
食事は精進料理または会席料理が提供され、四季折々の味わいを楽しむことができます。

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4. 竹林院 群芳園

最後は世界遺産・吉野山に建つ「竹林院 群芳園」をご紹介します。かつては聖徳太子の創建と伝わる寺院の宿坊として、有名な武将や作家たちにも親しまれてきましたが、時代の変遷とともに形を変え、現在ではミシュランガイドにも掲載されている本格旅館として名を馳せています。
10,000坪もの広大な敷地の中には有名な庭園があり、作庭は千利休(千家流茶道の開祖である茶人)と伝わる由緒あるもの。その見事な景観を無料で楽しめるのも、この宿に泊まる醍醐味です。展望風呂をはじめとする大浴場があるのもうれしい限り!本格的な宿坊体験の前の入門編として、まずは雰囲気を味わいたいという方におすすめの宿です。

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5. 大和國 登美山鼻高 霊山寺

続いてご紹介するのは、736年創建の真言宗の寺院です。広い境内には国宝や重要文化財の建築物が多数建ち並び、それらを望む2つの建物を宿坊として利用しています。
客室は小人数から団体まで幅広いニーズに応える様々なタイプを展開。8種類の天然成分を使った薬湯のある浴場施設も利用できます。また、食事は「精進料理が苦手」という人にもうれしい「懐石料理(茶道の流れをくむ和食のコース料理)」を提供。旬の食材を盛り込んだ、見た目にも美しい料理を味わうことができます。

※画像はイメージです。

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いかがでしたか?料亭顔負けの料理から精神統一のできる修行体験の提供など、宿坊の個性は多種多様。ぜひ「お寺に泊まる」という非日常体験を楽しんでくださいね!

※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

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