大紀元時報

台湾出身作家、「米大統領選は主流メディアによる政変計画だ」と批判

2020年11月13日 13時43分
2020年9月29日、テレビ討論会に出席したトランプ米大統領とバイデン前副大統領((Win McNamee-Scott Olson/Getty Images)
2020年9月29日、テレビ討論会に出席したトランプ米大統領とバイデン前副大統領((Win McNamee-Scott Olson/Getty Images)

台湾出身の豪女性作家でジャーナリストの蘇拾瑩氏は、米大統領選をめぐるメディアの異常な偏向報道について、「メディア界の政変計画」だと批判した。

11月6日、トランプ大統領がホワイトハウスで演説を行っていた際、米ABC、NBC、CBSなど主要メディアは中継を途中で打ち切った。7日、米メディアの大半は、バイデン氏が大統領選を制したと報道した。バイデン氏はメディアの支持を受けて勝利宣言した。

蘇氏は大紀元の取材に対して「記者の責任は、出来事が起きた経緯を報道することだ。報道の後に、自分の考え方で評論しても構わないが、読者に判断してもらうべきだ」と語った。また、トランプ陣営の主張を報じないことへの不公平さを指摘した。

蘇氏は台湾紙の「中国時報」「聯合報」などで記者を経て、「新経済週刊」や「総領雑誌」の編集長、建設会社社長などを歴任。1990年代に台湾からオーストラリアに移住した。

同氏は、主流メディアがフェイクニュースを流すとは考えていなかったという。「しかし、テレビ放送局がトランプ氏の記者会見を途中で打ち切ったのを見て、私は彼らが意図的にそうやっていると完全に確信した」

また、同氏は「バイデン氏は、政界で40年以上の経験を持つベテラン政治家だ。連邦選挙委員会が選挙結果を発表しない限り、勝利宣言してはいけないとわかっているはず」と首をかしげた。

さらに、各メディアがその後、「米国社会を治す時になった」と同じようなタイトルの記事を掲載し、バイデン氏を新大統領として持ち上げた。「米国の主流メディアとソーシャルメディアが共謀して、政変を起こし、バイデン氏を担ぎ上げるのをみて、恐怖を感じた」

各国の首脳らが相次いでバイデン氏に祝意を送っている。蘇氏は、「各首脳は、情報収集を主流メディアに頼っているからだ」とした。台湾メディアも欧州メディアも、米国のCNNやニューヨーク・タイムズ紙などの報道を転載しているため、台湾の蔡英文総統を含めて「人々は真実を知ることができない」

「なぜメディアがここまで堕落したか」との記者の質問に対して、蘇氏は「ホワイトハウスに駐在している記者らは、トランプ大統領を根強く嫌っていて、酷い目に遭わせようと考えているのだろう。もう一つは、メディアのオーナーたちはウォール街と深いつながりがある。しかも、ウォール街の金融機関はバイデン氏を支持しているからだ」と見解を示した。

また、米ソーシャルメディアのフェイスブック、ツイッター、ユーチューブなどが、トランプ陣営に関する情報を封じ込め、集計ソフト「ハンマー(Hammer)」や「スコアカード(Scorecard)」によって、トランプ氏への投票がバイデン氏に計上されたことに、民主党関係者や大財団などが関わっていると指摘した。

蘇氏は「これは明らかに、無神論で信仰心のない左派支持者の仕業だ。今わかった不正はバイデン陣営によるもので、トランプ陣営ではない。トランプ氏の支持者の6割はキリスト教徒だから」と示した。

同氏は、米大統領選をめぐる混乱の背後に「中国共産党が多かれ少なかれ関与しているだろう」と推測した。

「BLM(黒人の命を大切に)組織に中国当局の五毛党(ネット宣伝工作員)が入っているし、アンティファ(ANTIFA)も中国共産党とつながりがある。さらに、ウォール街の金融機関やIT大手が中国高官の子弟を雇っており、フェイスブックで検閲業務を担当している7、8人の幹部は、みんな中国人だ」

「今、米国の状況は2018年、台湾の地方統一選挙で国民党候補の韓国瑜氏が出馬した当時と似ている。あの時、中国共産党側が情報戦とメディア戦を起こしたため、台湾社会は混乱していた」

蘇拾瑩氏は、各国の政府に対して、「赤い勢力の浸透工作を絶対に軽視してはいけない」と呼びかけた。

同氏は、米大統領選は「正義と邪悪の戦いだ」と強調した。「香港市民の民主化活動で、私たちは中国共産党の邪悪の本性がやっとわかった。米大統領選の投票不正で、われわれは主流メディアの堕落と腐敗を認識できた」

同氏は、「主流メディアはわれわれの生活の一部となったので、彼らの報道を信じてしまうのも仕方ない」と一定の理解を示した一方で、「主流メディアとIT大手企業は必ず淘汰される」「トランプ大統領は必ず勝つだろう」と述べた。

(記者・李怡欣、翻訳編集・張哲)

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