大紀元時報
≪医山夜話≫ (26-2)

心のダメージ(2)

2021年03月22日 06時00分
(jimurawski/creative commons)
(jimurawski/creative commons)



 ある日、ジェニーは私とじっくりと話したいために予約時間より早めに来ました。私達は前回の話題を引き続き話し続けました。

 「先生、いままで私は人にとても尊重されたい人間でしたが、人を尊重することなど全く考えていませんでした。前回、先生の話を聞いた後で、私は真剣に考え直し、マルクと子供たちに対してそれを実行してみました。子供の多くの行為と観念は親から教えられたものだと初めて理解できました。私は夫の話を最後までちゃんと聞いてあげて、彼の言いたいことを本当に理解できました。すると、かつて感じた事のない温かで調和のとれた気持ちに包まれました。子供が真面目に私の話を聞いてくれた時など、私は心の中で神様に感謝しています。私は人と交流する方法がなんとなくわかったような気がします。これからは、誰が正しいか誰が間違っているのかという話をしないつもりです」

 彼女の主治医は、ここ数ヶ月間の彼女の脳のCTスキャンを見て、彼女の病状が大きく改善された事にとても驚いたそうです。そして、彼女のてんかんの発作も減りました。かつて1時間の間に、10数回起きていたのが、1度だけか全くないこともありました。

 彼女の病気が改善されてきたのと同時に、彼女の性格が変わったことが私には分かりました。いつも緊張気味だった彼女はリラックスし、穏やかで寛容になりました。最近の自分の検査結果を見て、ジェニーは大変驚きました。というのも、以前、主治医は彼女に、「一生涯、薬を使用し続けなければならず、病状が悪化しても好転の見込みはありません」と言っていたからです。
 

(翻訳編集・陳櫻華)

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