トランプ氏、米大統領選出馬表明 バイデン政権を批判

2022/11/16
更新: 2022/11/16

米国のトランプ前大統領は現地時間15日、フロリダ州の邸宅マール・ア・ラーゴで記者会見を開き、2024年の大統領選挙への出馬を表明した。「米国はまもなく再び偉大な国になる」と強調した。

支持者が集まるなか、トランプ氏は「これはアメリカンドリームを救うための戦いの始まりに過ぎない…アメリカを再び偉大で輝かしいものにするために、今夜、米国大統領への立候補を発表する」と発表した。

トランプ氏は経済発展や南部国境の安全確保、エネルギー問題の解決など、大統領任期中の実績をアピールした。

バイデン政権については、インフレと石油の戦略備蓄の放出、アフガン撤退などを挙げて強く批判した。

2024年の大統領選では共和党内の競争にも直面する。再選したフロリダ州知事ロン・デサンティス氏が有力候補と見られるほか、前副大統領のマイク・ペンス氏は、2024年の共和党候補には「より良い選択肢がある」とトランプ氏を牽制した。

政治・安全保障担当記者。金融機関勤務を経て、エポックタイムズに入社。社会問題や国際報道も取り扱う。閣僚経験者や国会議員、学者、軍人、インフルエンサー、民主活動家などに対する取材経験を持つ。
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