トランプ氏、バイデン大統領に薬物検査を要求

2024/05/21
更新: 2024/05/21

 

2024年5月19日、ドナルド・トランプ前大統領はミネソタ州セントポール市で開催されたミネソタ州共和党リンカーン・レーガンディナーにおいて、現職ジョー・バイデン大統領に対して、初の大統領討論会前に薬物検査を受けるよう要求する意向を示した。トランプ氏は、バイデン氏が3月の一般教書演説の際に「薬物の影響下にあった」と主張し、そのため討論会前に薬物検査を受けるべきだと述べた。

トランプ氏は今年3月、バイデン氏に対して「いつでも、どこでも、どんな場所でも討論を行う」と答え討論会の参加を促し、両者は最近、2度の討論を行うことに合意している。第一回目は6月27日にCNN主催、第二回目は9月10日にABCニュース主催で行われる予定である。

金曜日にセントポールで開催されたミネソタ州共和党リンカーン・レーガンディナーにおいて、トランプ氏はバイデン氏に対して薬物検査を要求する考えを示した。「私は本当にそうするつもりだ。彼が、一般教書演説の時のような状態で、登場するのを望まない」と述べた。バイデン氏が3月の演説で「凧のようにハイになっていた」と主張した。

一方、バイデン氏は「X」に動画を投稿し、トランプ氏に討論の挑戦状を叩きつけた。バイデン氏は2020年の2度の討論でトランプ氏に勝利したと主張している。バイデン氏は「その後、彼は一度も討論に出席していない。今になってまた私と討論したいようだ」と述べた。

バイデン氏の主治医であるケビン・オコナー博士は、2月の健康診断の報告書で、バイデン氏が「健康で活動的、かつ強健な81歳の男性であり、大統領としての職務を成功裏に遂行できる」と述べた。しかし、認知症の健康検査は行われなかった。

バイデン氏はジョージア州アトランタで、支持者と会見した際、次の大統領選挙は「重大な利益に関わる」と強調した。彼は「これは私だけの問題ではない。相手側にも関わることだ。私の対立候補は負けを認めない人物だ」と述べた。

トランプ氏は、フォックスニュースとNBCによる2回の追加討論の招待を受け入れたが、バイデン陣営はこれらの挑戦を拒否した。トランプ陣営はまた、フォックスニュースの副大統領討論の招待も受け入れたが、バイデン陣営はこれに対してまだ回答していない。

独立系の大統領候補であるロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は、「X」に投稿し、共和党と民主党の候補者間で行われる討論を批判した。彼は「トランプ氏とバイデン氏は共謀して、アメリカの70%の人々が望まない対決に引きずり込んでいる。彼らは私が勝つことを恐れて、私を討論から排除しようとしている。有力な候補者を討論の舞台から排除することは民主主義を損なう」と述べた。

大統領選挙の世論調査によると、トランプ氏はバイデン氏に比べて有利な立場にある。5月14日のMorning Consultの最新データによれば、トランプ氏は44%の有権者の支持を得ており、バイデン氏より1ポイントリードしている。独立有権者の間では、トランプのリードはさらに4ポイントに達している。

RealClear Polling(投票予想サイト)の平均データでは、トランプ氏はすべての7つの重要な激戦州(ウィスコンシン州、アリゾナ州、ジョージア州、ミシガン州、ペンシルバニア州、ノースカロライナ州、ネバダ州)でリードしているとされている。

一方、TIPP Insightsの最新の世論調査によれば、バイデン氏は42%の登録有権者の支持を得ており、トランプ氏の40%を上回っている。第三党候補を考慮に入れても、バイデン氏は依然として1ポイントのリードを保っている。ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は、バイデン氏とトランプ氏の両方から票を引き寄せている。

TIPPは次のように述べた。「バイデン氏の優位性は、民主党支持者の86%からの堅実な支持に基づいている。トランプ氏も共和党支持者の間で同様に高い支持を得ているが、一般的に民主党の投票率が共和党をわずかに上回るため、バイデン氏が優位に立っている」

 

英語大紀元記者。担当は経済と国際。
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