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焼かれた派出所の国章

安徽省、一万人規模の暴動、中学生死亡

 【大紀元日本6月29日】6月26日午後、安徽省池州市貴池区の商店街で起きた、病院経営者の車と中学生の自転車が衝突する交通事故がきっかけで、一万人が加わる暴動が発生した。派出所と病院が襲われ、スーパーなどが略奪され、パトカー三台と経営者が所有するリムジンカーなどが焼かれた。同日午後11時ごろ、千人近い武装警察によって鎮圧された。中学生が重傷で死亡したそうだ。

 今回の発端は、自転車の中学生が車に衝突されたうえ、殴られたのを目撃したタクシー運転手などの市民が不満をしめし、病院経営者と口論。病院経営者側が「死んでもせいぜい30万元だ」と自分の部下に指示を出した。抗議した運転手らも殴られ負傷し、中学生はナイフで切りつけられ重傷を負い、病院に運ばれたが死亡したという。目撃していた市民は怒りを爆発、派出所の電源を切り、爆竹を投げ、パートロールカーと経営者の車に火を付けた。

 事件後、現地の市民の関心は深く、暴動に関する情報や写真をインターネット上の掲示板などで発信しており、掲示板では、暴動を「陳勝、呉広の再来」(秦の時代、始皇帝への不満を募らせた農民が起こした大規模な反乱)にたとえ、「人民を虐げるものは必ず滅亡する。共産党も例外ではない」という書き込みもあった。

 今回の事件は、今年4月10日のセ江省東陽画水で起きた1万人の暴動事件以来、最大のもの。中国大陸では最近、小さな摩擦が大きな暴動に発展する事件が相次いで各地で起きている。大陸官方雑誌「遼望」によると、中国では現在、社会問題と社会の対立が激化している。2003年の統計によると、5万8千件の社会的な対立が原因の衝突事件が起きており、平均すると毎日160件以上にものぼる。

 事件に対して、28日の記者会見では、中国当局スポークマンが、中国政府は法律に従って適切に処理すると述べた。

 (05/06/29 06:23)  





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