【季節のテーブル】都忘れの・・・、雪まつり

くす玉や あつめて囃し つぶて

 【大紀元日本2月16日】はこんこんと降りしきり・・・。日本の太郎や次郎の深き眠りを起こして、花子の祈りがまつりの「くす玉」を今ひとしきり割ったところです。わーっ!という歓声が上がると男の子と女の子とが二手に分かれて合戦を始めました。

 男の子のチームは<猿さん>たちです。女の子のチームは<カニさん>たちです。猿さんたちはみんな木によじ登って、木の上に降り積もったを集めてつぶてをこしらえて投げるのです。そーれ、やーい!カニさんたちは横歩きしながら、チョキンチョキンと上手にかわしてそーれ、やーい!と応戦します。今年の行司はだるまさんの肩にまたがった犬さんたちです。当てられた子供たちは手をつなぎあい、にぎやかに囃し立てあって合戦が終わるのを待ちます。合戦が終わると「かまくら」の中で振舞われるあったかい焼餅をいただくのです。

 はしんしんと降りしきり・・・。は「天から送られたさちの花」です。日本の北国のまつりはそんな願いを伝えてくれています。灯篭に明かりが灯され、冬花火が打ち上げられて、子供たちの胸騒ぎがきゅん?とゆらめいています。こんな賑わいの中で天使の囁きに耳を澄ます六角形の新しい生命の種子が、国では今年もたんと降りしきるのです。都会の喧騒を忘れさせてくれる「まつり」にあなたもお出かけください。

(イザヤ・パンダさん)