■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2006/06/html/d50633.html



6月8日、ロイターが入手したG8声明草案では原油高が世界経済に悪影響を及ぼす可能性を指摘。写真は5月、東京のガソリンスタンドで撮影(2006年 ロイター/Kimimasa Mayama)

原油高は将来、世界経済に一層の悪影響を及ぼす可能性=G8声明草案

 ロイターは今週末開かれる主要8カ国(G8)財務相会合の声明草案を入手した。草案は、世界経済は現在力強く拡大しているとしながらも、原油高が将来、これまで以上に世界経済に悪影響を及ぼす可能性があると指摘している。

 また、世界経済の成長のすそ野が広がっているとしながらも、不安定な原油価格と世界的な不均衡の拡大が、依然としてリスクであり、対応が必要と主張。共同責任でこうしたリスクに対処する必要がある、としている。

 難航する世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)については、迅速に前進させる必要があると指摘。

 世界的な不均衡については、4月のワシントン7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で出した声明と同様の内容を繰り返している。

 エネルギー問題については、産出国と消費国の協調行動を通じて、投資促進、市場の透明性強化、供給源の多様化、エネルギー安全保障の協力強化を図るべきだと主張。

 国際エネルギー機関(IEA)に対し、途上国のエネルギー消費大国と協力して、エネルギー政策の課題に対処するよう求めているほか、世銀と国際通貨基金(IMF)に対しては、産出国、消費国向けの政策ガイドラインをまとめるよう要請している。

(ロイター6月8日=ロンドン)