北朝鮮は１９日、南北閣僚級会談が決裂したことを受け、韓国と人道問題について協議することは不可能だとして、南北離散家族の再会事業を中止すると明らかにした。
先週韓国の釜山で行われた南北閣僚級会談では、北朝鮮が国際的な警告を無視してミサイルを発射した理由について韓国が北朝鮮に説明を求めたのに対し、北朝鮮は席を立ち、韓国は南北の協力関係を台無しにした「代償を払う」必要がある、と非難していた。
北朝鮮赤十字委員会の委員長は「我々の立場は、人道問題に関するいかなる協議も行うことは不可能になったということだ。南北に離散している家族や親族の再会をアレンジすることもできない」と語った。
（ロイター7月19日＝ソウル）
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