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7月17日、イスラエルの空爆受け多数の外国人がレバノンから脱出。写真はベイルートの港でキプロスへ向かう船に乗り込むフランス人(2006年 ロイター/Mohamed Azakir)

イスラエルの空爆受け、多数の外国人がレバノンから脱出

 イスラエルが6日間にわたってレバノンを空爆していることを受け、同国に滞在していた多数の外国人が国外に脱出している。陸路でシリアに入る人や、欧米船舶に空席ができるのを待つ人など、状況はさまざまという。

 シリア当局によると、過去5日間にレバノンからシリアに入った人は少なくとも10万人で、その4分の3を外国人が占めている。

 脱出船第1号としてレバノンから85キロ西方のキプロスに到着したイタリア海軍艦艇には、366人の欧州人が乗船していた。

 フランスは17日、チャーターフェリーをベイルートに派遣。この船はフランス軍のフリゲート艦に護衛され、今回はフランス人数百人を乗船させてキプロスに向かう。さらに同船は、今週中に少なくとも3度ベイルートに接岸する予定。

 米政府は、米国人の大規模避難に備え、750人が収容可能な客船の使用契約を結んだほか、海軍の駆逐艦を護衛に付ける方針。

 カナダ外務省は、これまでに6隻の船舶をチャーターしたとしており、週半ばまでにカナダ人のキプロスへの避難を開始したい考え。

 英国は17日、同国人40人をヘリコプターでベイルートから避難させたほか、英国のパスポート保持者1万人の避難に備えて複数の軍艦を沿岸に移動させた。

 ドイツについては、週末に200人のドイツ人がレバノンを脱出しているが、さらに500人の脱出を支援するとしている。

(ロイター7月17日=ベイルート)

 (06/07/18 10:50)  





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