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8月2日、国連安保理では、レバノン停戦を求める決議と南レバノンへの国際部隊派遣に関する決議を2段階で採択する案について協議を進めている。写真は7月、レバノン情勢について協議する国連安保理(2006年 ロイター/Chip East)

国連安保理、レバノン決議で「2段階」案を協議

 国連安保理では、レバノン停戦を求める決議と南レバノンへの国際部隊派遣に関する決議を2段階で採択する案について協議を進めている。

 複数の外交筋や国連関係者によると、米英仏は、最初の決議案を1週間以内に採択することを目指している。

 最初の決議案は、レバノン休戦、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)強化、緩衝地帯の設定、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの武装解除を求める内容となる見通しで、米仏が現在急ピッチで詳細を詰めている。

 ただ、国際部隊で中心的な役割を担うとみられるフランスは、イスラエル・ヒズボラ・レバノン間で休戦と長期的な平和維持の枠組みについて基本的な合意が成立しない限り、部隊は派遣しない考えを示している。

 このため、恒久停戦と国際部隊派遣に関する2本目の決議が必要になる見通しという。

 すべての安保理理事国がこうした決議案を受け入れるかどうかが焦点となる。拒否権を持つロシアと中国は、まだ交渉に参加していないという。


[ロイター2日=国連]

 (06/08/03 14:15)  





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