■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2006/08/html/d59858.html



8月2日、米フォードがM&A専門家を採用、金融子会社売却の観測強まる。写真はビル・フォードCEO。5月撮影(2006年 ロイター/Tim Shaffer)

米フォードがM&A専門家を採用、金融子会社売却の観測強まる

 米自動車大手フォード・モーターは2日、ビル・フォード会長兼最高経営責任者(CEO)の戦略アドバイザーとしてケネス・リート氏を採用したと発表した。

 ゴールドマン・サックスやバンク・オブ・アメリカで合併・買収(M&A)部門の責任者を務めた経験を持つリート氏は、経営幹部らと協力し、フォードの事業戦略について検討するという。 

 この発表を受け、フォードが金融子会社フォード・モーター・クレジットの過半数株式を売却するとの観測が広がっている。

 フォードはそうした計画はないと否定しているが、一部アナリストは、フォード・モーター・クレジットの格付け改善と借り入れコストの低下を狙い、フォードが金融子会社の株式売却に動くとの見方を示している。

 BNPパリバの上級クレジットアナリスト、ブラッド・ルービン氏は「ここ数カ月間、フォード・モーター・クレジットの過半数株式売却があると予想していた。きょう、その可能性はきのうよりも高まった」と語った。

 一方、フォードの広報担当者は「フォード・モーター・クレジットは当社にとって、確実に利益を生む戦略上必要な資産であり、売却する計画はない」と述べた。

(ロイター8月2日=デトロイト/ニューヨーク)