■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2006/09/html/d59246.html



9月11日、国際通貨基金(IMF)のラト専務理事、不均衡問題は世界的リセッションを招く可能性があると指摘。4月撮影(2006年 ロイター/Jonathan Ernst)

不均衡問題は世界的リセッションを招く可能性=IMF専務理事=独紙

 独ベルゼン・ツァイトゥング紙によると、国際通貨基金(IMF)のラト専務理事は、世界経済の不均衡が適切に解決されなければ世界的なリセッション(景気後退)を招く可能性がある、と警告した。

 同専務理事は12日付の同紙への寄稿で「米国の経常赤字は特に懸念すべき問題で、米国は国民の貯蓄の促進と財政問題の解決に努力する必要がある」と指摘。さらに「これらの不均衡問題は非常に慎重に扱われるべきだ。無秩序に問題を解決しようとすれば、世界的なリセッションを招く可能性がある」との考えを明らかにした。

 一方で同専務理事は「世界の需要を秩序あるかたちで適応させるのは困難で、すぐに実現できるものではない」との見方を示した。

 さらに、米赤字の反対にあるのは産油国や日本、中国、アジアの発展途上国の巨額の経常黒字であると指摘。経常赤字を抱える国は世界の貯蓄への依存を軽減する一方、経常黒字国は外需への依存を軽減する必要がある、との考えを示した。 


[ロイター11日=ベルリン]